パニックの兆候ほとんど見られず-米株式市場で3兆ドル吹き飛んでも

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 米株式市場で3兆ドル(約416兆円)が吹き飛んだ売却の動きに、投資家はもちろん心配しているだろう。しかし、ファンドの資金フローやオプション取引の動向から判断すると、パニックの兆候はほとんど見られない。
 不安が抑えられている証拠の一つを挙げよう。S&P500種株価指数は26日に3%余り下落したが、CBOEのボラティリティー指数(VIX)は25近辺に張り付いたままだった。今年に入り今回のような株安に見舞われた他の6回のケースよりも低い数値だ。

 今回のパウエル議長の発言は、投資家(特に個人投資家)の勘違いを是正するためのものでした。このまま株価が上昇し続けてしまうと、リーマンショックを超える株価大暴落が来てしまうことを知っているからです。しかし残念ながら、市場はまだ楽観モードのようです。米国のインフレは早々落ち着くはずもありません。米国内の今回のインフレの引き金は賃金上昇です。一旦上げた賃金を下げることは難しいですし、やってしまえば労働者から反発が来ます。
 米国の CPI の基準年は 1982-1984 年です。対前年ではありませんから、これから高水準のインフレが続くと想定できます。米国は今後数年かけて経済を捨ててインフレを止めに行きます。しかしそれに邪魔をするのがプーチン率いるロシア及び中国であり、今後の米国経済は彼らの方針次第です。米国が負けを認めない限り米国経済の復活は無いということです。今現在米国への投資は自殺行為でしかないことは、多くのファンドは知っています。
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