【デザインプロセスシェア】銭湯の託児所ポスター

記事
デザイン・イラスト
神奈川県の銭湯「いやさか湯」で実施している託児所のポスターを作成させていただきました!

使用ツール:photoshop
担当:企画・デザイン
制作開始:2021年5月

📝ご依頼内容
▼概要
銭湯の新規事業として行なっている託児所のPRポスター
▼目的
既存のポスターを更新して目に留まるものにし、託児所の周知を促すこと
申し込み前の不安事項を払拭し、LINEへの問い合わせにつなげること
▼ターゲット
0〜2歳の子供を持つ女性
家計のために働きたいが保育料が高くて働けない女性に利用してもらいたい
▼訴求ポイント
・価格が安いこと
・LIVE映像をスマホで見れること
▼掲載予定箇所
・フロント
・脱衣所、廊下
・駐車場から見える窓

💡デザインの説明
▼キャッチコピーと文字
託児所への申し込みを増やすには
・安全性をアピールする
・1番の訴求ポイントである価格の安さを訴求する
以上の2点が重要であると考えたため、そこを押し出した形で文字の選定とデザインを作成しています。また、保育のような質を問うサービスの場合、価格が安いことにより不安感を与える可能性があるため、価格が安い理由を説明する必要があるのでその点を依頼主に補足説明いただきました。

▼色とフォント
色は、子供関連のチラシやポスターでよく使われている淡い色を選びました。
フォントについては、大きく分けてゴシック体と明朝体があるのですが、明朝体はどちらかというと高級感を連想させるため、今回はゴシック体を採用しています。女性向けという点と親しみやすさを持っていただくため、ゴシック体の中でも固すぎないすこし丸みを帯びたフォントをメインで使っています。

▼レイアウト
ピンク色をベースに、安心安全を強くPRしたレイアウトです。
保育士とカメラと検温を3つのポイントとしてまとめました。1番人気の7時間2000円のプランも大きな文字で強調しました。

⏳デザインプロセス
【1】ヒアリング
まずは、依頼主に直接お会いして、目的や状況のヒアリング、そして実際の託児所を様子を見学しました。
もともとご自分で作成したチラシは、長時間貼られていてお客さんに飽きられてしまっているのではないかということで今回ご依頼をいただきました。

元のチラシの改善点として、
・保育士の顔が見えなくて保安
・保育所の様子がわからない
・LINEのQRコードがない
・アピールポイントがわかりづらい
という点を挙げさせていただきました。

【2】文字選定
実際に話を聞いた際に、お子様をモニターできるカメラがある点が強みであるということがわかったので、その点も含めて「安心安全」であることを押し出す原稿を作成。
1番人気のプランかつ最も利用してほしいプランである7時間2000円という価格を全面的にアピールすることにしました。
また、価格が安い=クオリティーが低いと感じさせないため、価格が安い理由を説明するコーナーも設けました。

【3】パターン提案
レイアウトや色を変更した3パターンのデザインを提案。

依頼者にお送りする際に、訪問時に撮影した写真を使って実際に掲示された時のイメージも作成しました。

【4】素材の追加支給
この時点では、託児所で保育士さんが保育している様子の写真がなかったため、こちらを撮影いただくようお願いしました。
さらに、店主の顔が見えた方が安心感があるとかんがえ、店主の撮影もお願いしました。

【5】納品

さまざまなサイズで利用するということだったので、AIデータにて納品しました。

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