夫さんの不貞行為

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真面目に気まま リコ
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こちらは2023年春頃から7月に実際に起こりましたお話です。
(同内容をアメーバブログにて簡潔に描いておりますが、進行や規制関係で
 多少内容に誤差がありますことを、ご理解頂ければと思います)


夫さんは自他共に認めます、性欲旺盛人間です。
性に目覚めてから、毎日性処理を怠らず、
大学時代は複数の女性と濃厚な繋がりを持ち、成り行きがあるとは言え
十数年、性風俗業界(出張ホスト)に身を置いていられた程です。

出張ホストとして、連日お客様に性的なサービスを行いますと
流石に性欲は減退するかと思いきや、仕事と私欲は別であると
当時、性的なお仕事の後に、ご自身が性風俗をお客さんとして
利用されていたそうですので、その強さは計り知れません。

家庭を持ち、子供を授かり、お仕事を引退された現在もそちらは健在で
(嫁である私は、万年体調不良で応じられず)行き場をなくした欲求の処理を
夜な夜なお一人で処理されるのが夫さんの日々の習慣ですが・・・

なぜでしょう?

春過ぎ?初夏頃より『寝る前の習慣』の気配が感じられません。

子どもの都合で、別室で寝ています私達ですが
「おやすみなさい」と別れた後すぐに眠りにつきます私とは違って、
隣でお休みになられる夫さんの隣室からは
度々ゴソゴソとされる音が聞こえておりましたが、
春過ぎより夫さんもすぐにお部屋の電気を消されて
(消灯されて)いるようでした。

年齢的にようやく落ち着いて来られたのか?
単純に、多忙なお仕事の影響で、すぐに眠ってしまわれているだけなのか?

違和感との言えないような、些細なモヤっとを抱きました。

どんなに些細な違和感でも、積り積りますと、不可解となります。


それは、一緒にテレビを視聴していた時の事でした。
その時は特に当てもなくニュース番組をつけていましたが
たまたま流れました『芸能人の不倫・離婚』の話題に、夫さんは
「俺は嫁ちゃんと離婚なんて、絶対に考えられない」と発言されました。

「あくまで俺の場合はだけど、仮に離婚したとして、当然その後も人生がある   
 でしょ。その時、生活の節々に嫁ちゃんを感じると思うんだよね。
 洗濯物の洗い方でも、帰宅時、あるいは布団に入る前にシャワーする行為と
 か、嫁ちゃんと一緒に生活するようになって、自然と変わった生活習慣も
 あるし・・・。街を歩いていてもそう。
 一緒に過ごした場所ではわかりやすい思い出が絶対浮かぶし
 例え初めての場所だって(これ嫁ちゃん好きそうだな)とか思って
 切なくなるのは目に見えてるもん。
 だから、今もこれからも、俺は嫁ちゃん一筋だよ」

この時私は「そうですか。それは光栄な事で、、、」と返しましたものの
心の内では(ラジオトークの収録でもないのに、夫さんがそのような事を仰る
なんて)と、嬉しさよりも違和感の方を強く抱きました。


そして、別の日。こちらも夫さんと2人でテレビを流し見中の時でした。
その時は『未成年との淫行事件』が流れてきました。
ニュース情報によりますと、容疑者は『関係を持った事は認めるが、
相手が未成年だとは知らなかった』と訴えていると言った内容でした。

こちらに対し、夫さんが仰ったのが
「正直、今の子達って年齢がわからないよね。
 それこそ10代でも20代に見える子もいるし、その逆もいるし。
 だから、結局男性は女性の自己申告を信じるしかないと思うんだよね」と。

この容疑者に親近感を抱く様な発言に、私の頭には大きなハテナが浮かびました。(この人は一体いつ頃を思い返して、発言されているのでしょう?)


最初に思いましたのは、
夫さんが出張ホスト(女性向け性風俗)をされていた時でした。

出張ホストは、女性のお客様に対して、性的な行為を含むご希望のサービスを
提供するお仕事ですが、サービスの内容的に、利用規約には必ず『20歳以上の
女性の方』という項目がございます。

しかし、私の知る限りでは、免許証などの年齢確認は行われず、サイトに入る時と予約する際に成人している欄をクリックすれば利用出来てしまいます。

ですので、実際にお会いしたお客様が未成年であっても、大人びた容姿で、
更に成人以上にチェックされていたとしたら、
気が付かずにサービスを提供してしまう可能性は否定出来ません。

ですが、出張ホストを引退されてそれなりに年月が経ちました今、このよう
な、、、まるでつい最近経験したような様子で仰るものでしょうか?
と、違和感が積もって行きました。


そしてついに、その違和感が仮説に変わる出来事が起こりました。


私達夫婦は、新しく気になる事が出来ますと、すぐにお互いに伝え合う習慣が
あります。
この日は夫さんが「嫁ちゃん、面白い動画見つけたから見て見て♩」と
夫さんのスマホでYouTubeを見る事になりました。

ご存知の方も多いかと思いますが、スマホ使用時に流れてきます広告は
『ターゲティング広告』といわれ、スマホ所有者(使用者)の趣向・関心ごと
に合わせて表示されています。
つまり、普段閲覧されているサイトやアプリの傾向が広告から
わかってしまうとも言えます。

そして、問題の場面に戻りますが、夫さんのお勧めを拝見した際に流れて来ました広告が『理想の相手があなたを待っている、、、、出会っちゃお♡』

・・・・・出会い系サイト?

言葉こそ発しませんでしたが、私の目は確実にギラリと光ったかと思います。
かたや夫さんは広告へは一切触れず、素早く広告スキップを押され、お勧めの動画を視聴のち、口早に私に動画の見所を説明していました。
夫さんの説明に頷きながらも、私の頭の中では違和感パズルがもの凄い速さで
組み合わさってゆきました。

・・・自己処理の気配の希薄さ
・・・・不自然なタイミングでの愛の囁き
・・・・・お相手が未成年かどうかわからない問題
・・・・・・出会い系アプリのターゲティング広告


夫さんが子ども達をお風呂へ入れてくださっている間、私はお夕飯の後片付けをしながら【違和感と事実と仮説】を冷静に整理しておりました。

丁度その時に、洗い場の前、カウンターに置かれました夫さんの携帯が光りま
した。洗い物中の私の目の前にあります携帯。そちらが光りましたら、見てし
しまいますのは極自然な流れです。

夫さんの携帯画面に移りましたのは、出会い系サイトアプリからの通知。
『新着メッセージが届きました。』でした。

どこかでわかっていた事ではありましたが、見て見ぬふりをしていました問題
が目の前でアピールしており、流石にスルーできないな、と思いました。


違和感が確信に変わりました今、色々思います中で最も強く考えましたのは
(これは実に宜しくない、、)という事で、私は気を引き締め、
早速その日の夜に、話し合いの場を設けました。


子ども達が寝静まった後にお声かけしました。
「夫さん、どうぞこちらへ」と温かい飲み物なんてお出ししました。

見当がつかない夫さんは「ん?どうした?なにか報告?」と完全に心当たりの無いご様子です。そこで私は彼の目を見据えて、笑顔で伺いました。

「単刀直入に申し上げます。出会い系サイトを利用されていますね?」
彼は少しの間を置いてから「いや。心当たりないな」と仰いました。

「そうですか。では、こちらにサイさんの携帯をお出しください」
すると彼は少しの躊躇もなく、パスワード解除された携帯を私の目の前に置きました「どうぞご自由に調べてください」

こちらの行動に、出会い系アプリはスマホ内でも狡猾に(おそらくお堅めのア
プリタグの中に紛れている等)隠されていらっしゃるのだろうと安易に考えら
れました。万が一、ここで目的のアプリに辿り着けなかったとしましたら、今
後きっとこの話題を持ち出すのは難しいかと思われます。となりますと、必ず
ここで探し当てねばなりません。

それならば、と私が考えました作戦は
「では、私の言う通りに操作して頂けますか?」
「OK。で、どうするの?順番にディスクトップでも見ていく?」
 どこか余裕のあります夫さん。

私「いえ。まずはApple Storeを出して頂いていいですか?
  そして、アプリ検索を。そうです、そうです。
  そちらに入力してください・・・・【出会っちゃお】と」

アプリ名を告げた瞬間、明らかに彼の手は止まり、
ですが、すぐに検索がかけられました。

私「もし、本当に心当たりがなく、スマホにアプリが入っていなければ、
  アプリアイコン隣に表示されるのは『ダウンロード』ですよね?
  夫さんの画面ではいかがですか?」

強張った表情の目線の先、検索にヒットしましたアプリ脇にはしっかりと
『開く』と表示されておりました。

目をやりますと、夫さんの表情は凍りついておりました。
夫「こ、怖ッ!なにこれ!入れた覚えがないのに入ってる?んだけど。
  きっと何かの手違いだよ。気持ち悪!すぐに消去しよ!!」  
  とアプリを削除されようとする手を私は静止し、笑顔で申しました。
私「ちょいと待ちなはれ」

私「仮にここでアプリを消去されても(アプリ上で)データは残っております
  ので、再ダウンロートして再びログインすればこれまで通り使えます。
  そして、おそらくですが、ログインアドレスは普段ご使用の捨てアドレス
  辺りではないですか?」
推し黙ります夫さんに更に私は追撃します。

私「それより早く中身を一緒に確認してみましょ♩」


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