街録チャンネル キャンドル・ジュン

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コラム
平和の火を残すための運動をしていたそうだが、彼はむしろずっと灯され続ける火がかわいそうだから、消してあげた方がいい、とのそのようなことを仰っていた。

ホントそうだな、と久しぶりに共感できた。心の底から。

落語の「死神」にあるように、人の寿命を蝋燭に見立て、燃え尽きた時が死だというお話に私も馴染んでいる。

そういう大きな蝋燭ではなく、人生で並行して関わっているイベントをそれぞれ一つの恋愛、一つの仕事、1本の恋愛ロウソク、1本の仕事ロウソク。そんなふうに並べた時、すでに終わったことを引き伸ばそうとして無理やり火を着けようとしてたり、ロウを足そうとしている自分に気づく。

占いは「トキ」に関わる人類の遺産と心得たつもりでも、そんな愚かなことを繰り返している自分もやはりいて、ジュンさんの「消してあげてもいい」という言葉でなんか吹っ切れた感じがする。


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