FPGA開発の基礎はシミュレーションでした

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IT・テクノロジー
私は本当に何も知識がないところからFPGAを始めました
ぽんっと基板を渡されて、これで開発してねんと言われ
ました、何も教えてくれません。さてどうしましょう。
色々調べながらこうやったら信号が出るんだ〜とか
こうやってカウンタを作るんだ〜とかやっていました

ふと、膨大な信号が正しい動作をしているかどうかどうやったら良いのだろう?
と考えました。
当時AlteraのQuartusIIには独自のシミュレーションツールがついていましたが、1usecをシミュレーションするのに1時間かかるくらい遅くて
とても待っていられませんでした
当時からModelsimもあったのですが、設定の仕方がよくわからなくて
結局どうしたかというと、空いてるピンに監視したい信号を出して
何回もコンパイルをしていました。これはとてもアホな方法ですが、
何時間も残業して根性で乗り切りました。
結局シミュレーションができるようになったのはそれから10年くらいしてからでした。

シミュレーションができる様になって世界が開かれた思いでした。
信号の一本一本が監視できるので、デバイスの中で何が起こっているか
とても見通しが良かったです。

もし、今もコンパイルを繰り返している人がいたら
是非シミュレーションを勉強してみて下さい



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