シナリオライターのお仕事内容は?

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このブログにご訪問いただきありがとうございます。
戸街白露と申します。

今回のブログではシナリオライターの仕事内容などについてお話したいと思います。

まず、私がご依頼をいただいて執筆しているシナリオは基本的にYouTube用のシナリオですが、その中でもおおまかに3つの種類に分かれます。
・YouTube用LINEスカッと動画シナリオ
・YouTube用VYOND動画シナリオ
・YouTube用ナレーションシナリオ

この中でも一番ご依頼を受けるのは、LINEスカッと動画のシナリオです。

男女の修羅場や、女同士のドロドロとしたストーリーなど、様々なジャンルで執筆しております。
これ以外にも、ある程度出来上がっているシナリオを添削したり、ボイスシチュエーション用のシナリオを書いたりなど、ライティングに関するお仕事ならだいたいはお引き受けしています。
いつもお断りしているのは、専門的な知識が必要になる動画のシナリオやyoutuberさんが撮るような動画の台本などです。

元々は他サイトで、リライトという形で毎月15本ほど執筆していたこともあり、どんなストーリーが視聴者に受けやすいのかなど、勉強していました。
シナリオライターとして活動を始めて1年以上が経った今、私のシナリオを執筆する際に気を付けていることとして一番に挙がるのが、『真実性のあるシナリオにすること』です。
スカッとする話の動画の中には、本当にこんなことがあり得るの?いくらなんでも無理やりすぎない?と思ってしまうような内容の動画もたくさんあります。
確かに、そういった動画はインパクトが強いので多く見られがちですが、コメント欄での評価はあまりよくなかったりします。

視聴者が求めているのは、現実で起こりそうだけど起きないようなストーリーなので、インパクトを重視しすぎるのもマイナス評価になってしまうんですね。
オチまでの流れが不自然な動画も、視聴者に疑問が残ってしまいスッキリとしなかったということもあります。

YouTube用のシナリオを何度か執筆したことがある方ならわかるかと思いますが、今のYouTubeには似たよなシナリオの動画がたくさんアップされています。
理由は、再生数が伸びている動画のシナリオを人物設定などをすべて入れ替えて話の流れだけはそのままにリライトしている動画が多いからです。
リライトされたシナリオで作られた動画の再生数は伸びますが、視聴者は徐々に飽きてしまいます。
またこのパターンかと動画を閉じられてしまうことも…

そういった飽きに対処するには、新しいジャンルのスカッとする話のシナリオを書くしかないのです。
不倫系やモラハラ系、義両親問題やママ友問題など、再生数が伸びるジャンルはどうしてもオチが似てしまいます。
不倫系なら慰謝料を請求して離婚、モラハラ系なら上司は左遷になり主人公は昇級など…
オチがある程度予想できる動画って見ようと思いませんよね。

なので、私はご依頼主様からの指定がない限りできるだけオリジナルのジャンルでの執筆を心がけています。
大学での学生同士のいざこざやご近所付き合いのトラブルなど、オチがいくつかのパターン準備できるようなジャンルを考えるようにしています。
シナリオについては、私の場合どこからかインスピレーションを受けてしまうとその考え方に囚われてしまい似たようなストーリーになりがちなので、YouTubeのそういった動画はあまり見ないようにしています。
たまに、ご依頼主様からの参考URLやストーリーの進め方の勉強のために見ることもありますが、ストーリーに関しては頭に入れていません。

ちなみにですが、今まで執筆したシナリオはすべて内容は被っていません。
名前はもしかすると被っているかもしれませんが、基本的には登場人物の設定、ストーリーの流れなどが全て違うようにしています。
シナリオは今までで合計90本近く執筆しましたが、ジャンルは同じでも全部設定は違います。

とはいっても、常にこういったオリジナルのアイデアが浮かぶわけではありません。
ご依頼を受けてもアイデアが全く浮かばず、あらすじができていないために執筆が始まらないというパターンも結構あります。
あらすじがすぐに出来上がれば早くて1日でシナリオ1本は出来上がるのですが、だいたい1日目の作業であらすじを考えて出だし部分を書き、2日目に残りの文を全て書くといった場合が多いです。

作業効率が良い人はこんなことせずとも1日で何本も書くでしょうが、私は作業効率がとことん悪い方なのでスローペースでしか作業ができません。
ご依頼をしてくださる方をいつもお待たせしてしまって本当に申し訳ないです。

新人シナリオライターですが、これからもよろしくお願いします。
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