真理システムで読み解く仏教2 - 諸法無我

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前回の諸行無常編に続いて

真理システムで次の四法印

「諸法無我」を読み解いていこう



諸法無我とは

  すべての物事は我がならざるものである

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そもそも「我」とは何だろう?

エゴと言った方が

分かりやすいかも知れない

つまり、あなたが思う「私」のことだ



正しく表現すれば

あなたにマインドが

入り込んだその後に

マインド(思考)のよって

勝手に定義付けられた「 私 」

のことである



生まれたとき

あなたと宇宙には

境界線はなかった

生まれたとき

あなたは存在と一つだった

生まれたとき

あなたは全体と溶け合っていた



そして

そこにマインドが入り込んだ

マインド(思考)は

あなたに社会性を押し付けた

マインドは

あなたに社会の一員としての

条件付けに従うように強いた



あなたは

本当の自分を完全に忘れ

まやかしの自分である「 私 」

という名の「 エゴ 」を

自分自身だと思い込んだ



あなたは「 エゴ 」ではない



あなたの本性は

一度たりとも

存在と分離されたことはない

あなたの本性は

一度たりとも

宇宙と分かれたことはない

あなたの本性は

一度たりとも

神と離れたことはない



けれども

あなたの我(エゴ)は

あなたの本性から

かけ離れている



エゴはあなたではない



あなたは

あなたの本性を

見ることが出来ない

あなたは

自分自身を見られないのだ

それは

何もない空間(スペース)だ

何もないスペースを

どうやって見ることができる?



だからもし

あなたが感情を見ることできたら

それは、あなたの本性ではない

あなたがエゴを見ることができたら

それが分かるだろう



だから瞑想が必要なのだ



あなたは

意識を内側に向け

瞑想的になる必要がある

瞑想のあらゆる技法は

すべて、そのための練習にすぎない



意識を内側に向け

瞑想的になるとは

あなたがエゴや感情に

巻き込まれることなく

観照者として在ることだ



ただ見守る

手を貸すこともなく

ただ見守る

反対することも

批判することもなく

ただ観照者として

そこに在る



すると突然わかる

あなたはエゴではない

あなたは感情ではない

あなたはマインドではない

あなたは消え去った



そこに残ったスペースこそ

あなたの本性だ

そのスペースに境界線はない

あなたの本性は

まったく分離していなかった



あなたはずっと

神と共にいた

あなたはずっと

宇宙の一部だった

あなたはずっと

存在の申し子だった



これが

ゴーダマシッタルダがいう

「 諸法無我 」だ



あなたは

生まれる前も

生まれたからも

この生を卒業したあとも

ずっとこの真理システムと共に

在り続ける



諸法こそ

真理システムの秩序だ

諸法こそ

ゴーダマシッタルダのいう仏法だ

諸法こそ

宇宙法則のダンマだ



Dhammaṃ saraṇaṃ gacchāmi

ダンマン・サラナン・ガッチャーミ

南無帰依法

我、仏法に帰依し礼拝したてまつる



これこそが

諸法無我の真の意味だ



LOVE Charam





真理システムを理解すれば

難解なブッダの逸話も

和尚の講話も読みとけます



和尚禅タロット協会主宰

OSHOトランスフォーメーションタロット協会主宰

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