ExcelVBAでシステムをつくってみた。

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ExcelVBAでシステムをつくってみた感想
一番身近なExcel。その中にはVBAというプログラムを作成できる仕組みが組み込んであります。
本来Excelは表計算ソフトであって、本来名のごとく表形式の画面?(Sheet)数字を入れて計算をさせる仕組み。
昔は「カルク」といって色々な会社でソフトを作っていました。最初の表計算ソフトに出会ったのは、80年代かな~会社のオフィスコンピューター(パソコンを少し大きくした感じ)の中におまけソフトが最初だったと思います。
「なかなか面白いものがあるなあ」位でしかね。実際に使って見たのは90年代に流行った「ワープロ」にオマケでついていた「カルク」が最初でしたね。
それまでは全て「手書き」の「手計算」でしたから当時としては画期的でした。それから、段々表は肥大化してついにフリーズするようになりました。
ワープロのお客様相談室に相談したら「そこまでお使いお客様は珍しい。」
と言われ「マシンの限界ですね。」と言われてしました。
しかたなく当時はやり始めた「パソコン」に手を出すことを考えはじめました。まだ「DOS」の時代「Windows95」販売前でしたね。
購入したPCには「ロータス123」という表計算ソフトが入っていました。まだExcelは出始めで人気はなかったですね。当然、PCの表計算はオマケソフトとは段違いの速さ「おお~すごい。」その感動は今も覚えています。
しかし、問題が生じて来ます。「オフィスコンピューター」から取り出す
「生データ」の点数が多すぎて入らないのです。本社経理から報告されるデータの前に集計、分析を行いたいと思って生データをテキストファイルに変換して入れようと計画しましたが、実際やってみると無理と判明。断念しました。
まだインターネットは無かったので、PC雑誌をあさり解決策を求めました。
その時「データベースソフト」なるものが世の中にあると発見。早速「MSAccesss」を購入。これがまた素晴らしい。10万件を飲み込んで結果を出してくれるのです。また「レポート」という印刷機能がすばらしい。
その後、MSAccessでシステムを組むのですが、これが現在の作成スタイルになっています。
とても良く出来たデータベースソフトなのだけれど、普及面では微妙な位置にいます。社内PCにはよほど詳しい人がいない限り「Msaccess」はインストールされていません。長らく、MSAccessのスタイルでExcelでシステムを作ってみたいという思いがありました。
何とかなりそうだな。と思ったのがExcel2003バージョンあたりからですかね。でも少し大きくなるとフリーズしたりとまだまだ問題がありました。
Formを多用するとどうしてもメモリーを食ってしまうのが問題でしたね。
あとはファイル管理をどうするかExcelにはSheetをファイルとして扱うしなないのですが、データベースソフトやCOBOLなどのファイルの管理とも違う
ちょっとした難しさと有利さをどのように扱って行くかを決めるまで少々時間がかかりました。
一番の問題は使用していてSheetに不意に誤入力してしまう危険性でした。
表計算ソフト以外のシステムソフトは見えませんし、不意の誤入力はありえません。また一番の有利性は「データが見える」ということです。そして簡単に入力できるということです。この相反した長短所をどのように解決するかが難問でした。しかしVBAはよく考えられています。シートロックに機能に様々なオプション機能があり、それで問題を解決できる事を知るまでややしばらくかかりましたね。
PCの性能も格段に上がり、処理速度、メモリ不足も解消してExcelでもそれらしく出来るようにやっとなってきたでしょうか。それでもシステムをあまり大きくすると不安定になるので限界もあります。それを解決する為にどうするか思案中です。一番有力なのが「データベースソフト」を介する方法です。レスポンスの問題もありますので、これはこれからですね。

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