デリバリーサービスと自社のデリバリーサイトどちらがいいのかというお話

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ビジネス・マーケティング
コロナの影響もあり、飲食店を経営されている方は苦境に立たされていると思います。
そこでデリバリー等の施策を打つ必要があるが、デリバリーサービス使うか自社で配送を行うかどっちがいいか迷っている方向けの記事です。

この記事を読めば、デリバリーサービスと自社のデリバリーサイトどちらがいいのかということが分かります。

結論から申しますと、あなたの状況によってどちらが良いか変わります。

「どっちが良いか分かるって言ったよな?」「ふざけんなよ?」とお思いの方大変申し訳ありません。

どうか、その怒りの刃を鞘に納めて、なぜ状況によって変わるかについての説明を聞いてください。

まず、考慮しなくはいけないことが2つあります。
1.初期費用
2.手数料

考慮材料その1、初期投資費用

デリバリーサービス、自社サイトどちらも初期投資がかかってしまいます。
Uber eats:5万円
出前館:2万円
自社サイト:100〜150万円

これを見て分かる通り自社サイトを制作するとサイトを制作するのにも20〜50万円ほどかかりますし、配送用の車両にも50万円から100万円ほどかかりますし、配送用の人員にも月20〜40万円ほどのお金がかかります。
配送車両が元からあるなら初期投資にかかる額も結構違ってきます。

考慮材料その2、手数料

デリバリーサービス、自社サイトどちらも手数料がかかってしまいます。
Uber eats:35%
出前館:35%
自社サイト:3.4%

お分かりのように、デリバリーサービスでは35%も持っていかれます。これには、ハガレンのエドもびっくりの持っていかれ具合ですよね。

ここで少し計算してみました。デリバリーの平均単価を2000円ほどとして、1日に20件注文があるとします。営業日は月に28日とします。
これで、月に112万円の売り上げになります。各手数料や運営費は
Uber eats:39.2万円
出前館:39.2万円
自社サイト:3.81万円(手数料)+20万円(人件費)+0.3万円(サイト月額利用料金)+2万円(ガソリン代)=26.11万円

となり月当たりでも結構な差が出てきますね。単純計算で1年ほどで元がとれそうですね。
まあ、自社サイトの場合は集客も自分たちでやらないといけないので、最初はそこにも時間と労力がかかって来ると思います。
ですが、そこにかけた時間と労力は無駄にならず、自分の店のブランディングにも繋がると思います。

まとめ

最初にどちらが良いかはあなたの状況によりますと言いましたが、初期投資するお金もなく、いますぐデリバリー等の施策を打つ必要がある場合は、デリバリーサービスの方が良い、
初期投資の費用もあり長いスパンで見てデリバリーを行いたい場合は、自社サイトが良い、
と言った感じです。

サイト制作をしている僕としては自社サイトに軍配をぶち上げたかったのですが、今回は公平にジャッジさせてもらいました。

また、計算が雑なので参考程度にお願いします。

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