米国株を保有している理由はそれが資産だからである。
資産とはそこから何らかの収益を生み出してくれるものである。
現金や債券なら金利(円は限りなく0に近いが)、不動産なら家賃や賃料、またモノによってはキャピタルゲインも期待できる。そして株式ならその発行元の企業が稼いでくれる収益の一部が配当として株主へ還元される。また不動産同様にキャピタルゲインの期待もできる。もちろん美術品も資産に該当する。
その他色々な種類の資産はあるが、どれも何らかの収益、利益を生み出してくれることが前提となっている。
私は米国株のETF、インデックスが1番のお気に入りだが、利益が出ても基本は保有している。それは資産として保有しているから。
株を持つときに大切なのはその値動きに一喜一憂するのではなく、自分が何を保有しているのかを理解することだと思う。
例えばVTI(バンガードトータルマーケットストック)というETFなら、その構成銘柄の企業が生み出してくれる利益の一部を株主として享受できるということだ。それは配当であったり、値上がり益であったりする。
VTIの構成銘柄(カバー画像参照)である、アップル、マイクロソフト、アルファベット(グーグル)、アマゾン、バークシャーハサウェイ、ジョンソンアンドジョンソンなど錚々たる企業、またそこで働いている秀才、天才たちが自分のため(株主のため)に稼いでくれる、その利益をいただいている感じである。
ブームにのって株式投資orインデックス投資をするのもいいが、自分が何を保有しているかを認識することも大切ではないかという内容でした。