「終戦の日」昭和を鑑定してみた

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占い
「お盆か…」
今年は実家に帰るわけにはいかず日常に近い雰囲気。
そう言えば「8月15日」の文字をよく見る。
「終戦の日、どんな運勢の日だったのだろう」

 年号が明治から昭和になった1925年12月25日
この日を基本にして四柱推命で命式を出してみる。

「昭和の運勢ですね」

日柱は癸未(みづのとひつじ)
正直で勤勉、才智に優れていますが策に溺れやすい。
精神面を大切にするが感情によって善悪の判断をしてしまう。
刹那主義であったりします。

月柱は戊子(つちのえね)、年柱は乙丑(きのとうし)
年柱に羊刃があり影響を受ける可能性もありますが、正官と食神のとても良い並びで地支星も旺相しており、若い頃は苦労しますが、どんどん発展し衣食住、財にも恵まれます。
社会性があり責任感は強いが、プライドの高さ等から出てしまう官星の悪さを食神が中和し優しさを出します。
しかし官星が大過しています。
そのため案外と気が弱く、短気で短絡的行動をとることもあり人間関係でぶつかったりします。

昭和の日本の様相としては、こんなかんじであったのかなと思います。

終戦の日を国際法上の見方で考えてみると
日本政府がボツダム宣言の受諾を各連合国に通告した日、それにより降伏文書に調印した日、そしてサンフランシスコ平和条約の発行により各連合国と日本の戦争状態が終結した日のどれかになりますが…

玉音放送により日本の降伏が国民に知らされた日である「1945年8月15日」で鑑定します。

 大運は乙酉(きのととり)天干星が食神、地支星が病であり政府内でのトラブルが起こりやすいの状態です。
おまけに年運も乙酉(きのととり)で食神が複数重なることにより仮傷官となります。
食神の要素は残るが、感受性が強く不安定になり偏った考え方になりやすく、壁にあたると打たれ弱い。
また、事故、災難に遭いやすい。
命式本体にも食神があるため仮傷官の影響を強く受けることになります。

 その上、大運、年運、月運全ての天干星が「食神」、変通星が「偏印」となっており、上下倒食を起こしています。
迷いが多く優柔不断になりやすく大切なものを失う、壊される等の波乱があります。
天干星での倒食ではないので強くは出ないという考え方もありますが、この三つの柱で現れていることから影響は大きいと思われます。

 1945年は空亡(天中殺)の年です。大運、年運、月運の全てで空亡の影響を受けており、何事も上手く行かない大変な時期です。(空亡の簡単な説明は以前のブログにのせています)

 終戦前のこの年は特に様々な事象があり、政府ですら一つになれないまま刹那的に前に進むしかなかったのではないかと思われます。

 この年この月の15日は丙辰(ひのえたつ)天干星は正財、地支星は養となっています。
正財により家庭運が安定し、そこから平和が訪れる日として見ることができるかも知れません。
そして正財には子宝の意味があり、養には発展の意味もあります。
この日に未来への願いが託されたのでしょうか。

8月15日に玉音放送を行われたのも偶然ではなったのかも知れません。

今回は過去について考えるいい機会となりました。





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