食材の表と裏 食わず嫌い克服に関係あるの?

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本日のおしながき


・子供達に嫌われる食材達。

・食材を様々な角度から考察する。

・素材の旨味を引き出す為には?

・まとめ


・子供達に嫌われる食材達。
沢山ありますよね。トマト、人参、ピーマン、ナス、豆、野菜なんてほとんど。魚も肉も!?

えーっ!?果物もあった。

考え出すと食材という食材全てに嫌われる候補に挙がるのか。。。これは奥が深いテーマですね。

そうなると、食材と人間の性格って割と近いのではないでしょうか?

皆んなが大好きなお鮨も、ある子は絶対受けつけない。大勢のファンを持つ愛しいアイドルにも必ずアンチファンは居るように。

逆を言えば、子供が割と苦手なピーマンだって大好きな子供はいます。現に生でかじる子供は見た事がありますし。(さすがにビックリしましたが ^_^)アニメの嫌われがちな悪役キャラクターでも、ニッチなファンはいるんです。

僕は基本的に人間が大好きです。人種問わずに色んな人と出会いたい。何故なら自分以外の人達は必ず自分に持っていない物があるから。色んな人達から多くの事を学びたいし、色んな事を知りたいんです。人間だからネガティブな所、ひいては醜くて汚い部分があると思います。

そんな所ばかりにとらわれるのではなくて、ポジティブな部分を見つける事でその人が好きになる。ポジティブポイントに満ち溢れている神戸牛のような人は言わずもがなです。

(ちなみに、好きな女性をタイプをあげるならば、僕を好きになってくれる人です。自分が興味深々だから、逆に興味深々になってくれたらガンガン勘違いします。誰も興味無いだろ! おいっ。)

またお得意の話がそれる技が発動されましたが、

同様に食材からも、ネガティブポイントばかりにとらわれるのではなくポジティブポイント(素材の良さ)を引き出す事をすれば食わず嫌い克服への道が開けると信じています。 


・食材を様々な角度から考察する。
表と裏。

光と陰。

天使と悪魔。

矛と盾。

静と動。

SEIJIとコミュ障。はっ!?
(何の話だ?知的好奇心チャンネルかよ。笑)

要は前述したように、素材には二極の要素があるという事です。

人参に例をとりましょう。

[ポジティブP]甘味がある。身体に良い。色味が良い。食感が楽しい。etc

[ネガティブP]苦味がある。青草さを感じる。土臭い。硬い。美味しくない(嫌いな人の理由ベスト1)

料理人である僕なら、ネガティブP(パ行が多くて急にPに変えたSEIJI)をいかにクリアにしていくかを考えていきます。それがクリアになる事でポジティブPはさらに向上します。

マリネして旨味を引き出したり、火を入れる事で甘味を出したり。

「煮物にした(火を入れた)人参は甘味が出るんでしょ?そんな事で子供は食べないよSEIJI!!」

まぁイラッとせず落ち着きましょう!

確かに煮物にしただけの人参、湯がいただけの人参は、うーん。今ひとつ。

例えば、人参の芯の部分だけ取り除いて色の濃い部分だけでしてみましょうか?それだけでも変わります。

人参の硬さが苦手なからバターと砂糖とともにじっくりグラッセにしてみたり。

*人参の事ばかりになって来たので、人参特集はまた別の機会に。

子供達が嫌いな野菜を細かく切って何かに混ぜ込んでしまう。
王道パターンですよね?決して悪くないと思います。現に皆様苦労されてどうにかして食べて貰おうとアレンジされていますから。

いつものように切り刻んだり、臭い物に蓋をする的な料理を一旦見直しましょう。

苦手食材のポジティブPとネガティブPを一度リストアップしてみて下さい。ピンポイントで見つけた部分から解決法を見出しましょう。

・素材の旨味を引き出す為には?
前回の投稿にも挙げましたが、料理の基本的要素に『 脱水』 があります。

旨味の濃い物について考えてみましょう。

生ハム、チーズ、干物、漬物etc

料理の全てとは言えませんが、脱水することで旨味が引き出されるんです。

塩をあてる。
これが一番手ですね。

意外に『砂糖』もなんです。
もちろん甘味も多少入ってしまうので使い方には注意が必要ですが、例えばしめ鯖を作る時に鮨屋さんによっては最初に砂糖で脱水した後に塩で締めるという技もあります。(僕はこれ派です。)

塩と砂糖を組み合わせる事で深みが増します。

(今後投稿を見て頂ければこの手法が何度も登場する事と思います。)

人参サラダやトマトマリネは正しくこれです。

全ての食材に言えますが、赤味の食材には塩と砂糖。白や青味の食材には塩のみと配合は変われど応用して脱水します。

他にも家庭で簡単に出来る事と言えば、『塩麹に漬ける』(これ結構多用しています。)

業務用で言えば、食材脱水シートなんて物もあります。「商品名ピチット」(これ最高です。ピチットの生産者さんからCM来ないかなぁ?笑笑)

ただ切って炒める。
ただ切ってサラダにしてドレッシングを和える。
ただ切っただけのフルーツ。
これでは食わず嫌い克服への道のりは程遠いですよね。具体例を早く教えろ!!って自分に問いたい所なんですが、前にも言った「肩凝りが酷いからマッサージをする。」ような対処療法ではあまり意味がないと僕は考えています。

リハビリ療法のように、前進しているのかしていないのか分からないけども、根本的治療にあたることで少しずつ改善されていくものだと思んです。

「あーフランス語もっと喋りたい!」と言いながら勉強が疎かになりがちな私ですが、毎日の積み重ねが形になると十分理解しています。(じゃあさっさとやれよ! 笑笑 今自分にエアーパンチしました🤛)また話がそれる。。。ダメだこりゃ。

本気で子供の食わず嫌い克服に立ち向かうには、根本的治療を取り入れようって事です。

・まとめ
相性の良い食材って沢山ありますよね。

生姜に味噌。トマトとバジル。秋刀魚に酢橘。

(おっ。珍しくふざけない。)

お互いの良さを引き出しながら、同時に欠点も補うという事です。

食わず嫌い食材の相性の良い物探してみましょう。

[人参]鶏肉・乳製品・卵・オレンジ

[ピーマン]豚肉・牛肉・じゃこ・筍

[豆類]肉類・トマト・乳製品

「そんな物ネット開ければ分かるよ!」

でしょうね。

組み合わせは確かにちょっと調べればすぐに分かりますが、問題はそれをどういう風に合わせるかだと思います。

僕がポイントにするのは、

『苦手食材は特に違う調理法で柔軟に』
家庭でよくある炒め物を例にとりましょう。

豚肉、人参、白菜、玉ねぎ。人参が嫌いだとします。全て適当な形に切って胡麻油でささっと炒めて完成。うん。まぁ、おそらく美味しいでしょう。

食わず嫌いな子供であれば、とりあえず人参は横に弾きますよね。

アルミホイルで包んで柔らかくなるまでローストした人参を用意出来たら?その人参をフォークで軽く潰して、見た目にはあまり気付かれない程度、スプーンに軽く入る程度の量を、炒め物の最後の方にサッと加える。

こんな意外な発想を今後どんどんシェアしていきたいと思います。
子供に食べてもらえないネガティブPの攻略法をどんどん身に付けて増やして頂く事で、暗いトンネルだと思いますが必ず光は差し込んで来ます。

光が見えるまであらゆる角度で挑戦しましょう。

『料理は人と心を動かす。』

SEIJI
























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