【世界遺産英語⑨】マカオ歴史地区

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このシリーズではユネスコ世界遺産の英語ページから、おもしろい英語表現や自分が知らなかった単語をピックアップしています。

第9回の今回はマカオ歴史地区です。

香港のお隣のマカオにある世界遺産で、アジア圏なのにヨーロッパの建築物や教会が見れる不思議な場所です。

世界遺産とは関係ありませんが、豪華なホテルやカジノなども有名ですね。

今回実は、来週から香港とマカオに旅行に行くので、これを取り上げさせていただきました。

それでは説明の英文と、今回は自分なりの和訳も先に出します。

Macao, a lucrative port of strategic importance in the development of international trade, was under Portuguese administration from the mid-16th century until 1999, when it came under Chinese sovereignty. With its historic street, residential, religious and public Portuguese and Chinese buildings, the historic centre of Macao provides a unique testimony to the meeting of aesthetic, cultural, architectural and technological influences from East and West.

マカオは国際貿易の発展において利益を生み出す重要な港であり、16世紀中頃から1999年に中国に返還されるまで、ポルトガルの統治下にありました。歴史ある街並みや住居、宗教施設、公共建築物などポルトガルと中国の建造物が混在するマカオの歴史地区は、東洋と西洋の美学、文化、建築、そして技術が融合した独特の景観を表しています。

lucrative

英検1級レベルのこの単語は「儲かる・利益の上がる」という形容詞です。

lucrative job(儲かる仕事)や lucrative field(金になる分野)といった感じで使われます。

今回は「戦略的に重要な、利益を生み出す港」という感じですね。(和訳では少し端折ってます。)

sovereignty

この単語は初めて見る方も多いのではないでしょうか。

主権・統治権・支配権」というような意味で、Sovereignty resides in the people.(主権は人民にある。)という感じにも使われるようです。

今回は Chinese sovereignty なので「中国の統治」ですが、直前のPortuguese administration を「ポルトガルの統治下」と訳したので、代わりに「中国に返還」と訳しました。

aesthetic

美的な・美学の」といった、beautifulとはまた別の、美を表す形容詞です。

ちなみに名詞は aesthetics(美学)で s が付いただけです。

aesthety とかにはならないんですね。

和訳では「美学的な、文化的な、建築的な、技術的な」というしつこい感じにしたくなかったので、influencesを省略して全て名詞のように訳しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

機械翻訳に通すとまだまだチグハグな日本語になるので、人による手直しは必要だなと感じました。

香港・マカオ旅はいずれブログにも書きますので、よろしければご覧になってください。

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