【ebay輸出】コロナ禍におけるShippingポリシーの考え方

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マネー・副業
皆さん初めまして、タムラです。
ココナラでのブログ投稿は初めてなのです。

ただでさえややこしい『Shipping Policy』ですが、コロナによって日本郵便がアメリカを始め諸国の国際郵便の引き受けを停止したことで、より一層”ややこしく”なりました。
DMなどで問い合わせを頂く機会も増えましたのでブログで「コロナ禍におけるShippingポリシーの考え方」について個人的な見解をまとめてみました。

※こちらの記事では『即決出品』に関してのポリシー解説です。


●必要なポリシーはたったの2つ

クーリエ(もしくはeLogiのFedex)と日本郵便の混合の場合、必要なポリシーはたったの『2つ』で良いと考えています。厳密に言えば予約商品を取り扱っている場合は”ハンドリングタイムが違うパターン”も作成する必要がありますが、ベースは以下の2つです。

1.全世界送料無料(自ストア取り扱い国)
2.バイヤー負担(国別に綿密に送料を設定)

この2種類を商品単価に合わせて使い分けるだけです。
如何でしょうか?とても簡単だと思いませんか?
では、具体的にどの様に使い分けるか見ていきましょう。

1.全世界送料無料(自ストア取り扱い国)の場合
基本的にほとんどの価格帯でこちらを使用します。
そもそもeBayでは『Free Shipping』の商品が優先的に検索結果の上位に反映される様になっています。
送料は予め商品代金に含めてしまいます。
この時、商品の大きさや重さによって、「露骨に高くなる国地域」が出てきます。
例:)
ー条件ー
・アメリカ宛クーリエ送料¥2300
・サイズ60
・重さ 400g
・利益率20%狙い
・仕入れ値¥5000
上記の条件でクーリエベースの送料を組み込み利益率20%を狙う場合の売価は約$105。(各種手数料差し引後)
ヨーロッパやUK方面のバイヤーにとって$10前後高い売価設定になってしまいます。(EU・UK方面はこの場合、日本郵便で¥1085で発送可能な為)
これではアメリカのバイヤーには売れたとしても、ヨーロッパ方面のバイヤーが離れてしまいますよね。
この場合、『自分のストアでの国別の顧客層』を再考する必要があります。
どれくらいアメリカからの購入があるか、ヨーロッパからの購入があるか。
これは正直商品によっても違ってくるかと思います。
なので、ターゲット国に合わせて、『クーリエ送料と郵便送料の塩梅』を決めましょう。

上記の条件で、アメリカもヨーロッパもターゲットにするのであれば、組み込む送料はクーリエの¥2300ではなく、クーリエと郵便の間くらいの価格、この場合¥1700ほどにします。同様に20%の利益率を取るなら売価は約$98。(各種手数料差し引後)

アメリカのバイヤーからの購入は実質利益率が15%ほどまでに下がりますが、単純に安く設定できることでSEO含み露出は増えますし購買の機会は増えます。ヨーロッパのバイヤーからも不自然に高い価格設定には見えないので(誤差の範囲)、”価格絶対重視”のシビアなバイヤーを除いては十分に検討の対象になり得ます。
そしてeBayのシステム上この商品価格の誤差は”少しの工夫”で価格以外で埋めることができます。

上記の様に『送料無料』かつ『クーリエと郵便の間を取る送料を組み込む』『価格差を物ともしないSEO対策』
結果的にアメリカにもヨーロッパにも(もちろんアジアにも)、高価的に露出し販売機会を逃さない(むしろ)価格設定が可能です。


2.バイヤー負担(国別に綿密に送料を設定)
こちらはクーリエの料金表(500g以下パック料金)と日本郵便のeパケット料金(300g前後を参考)にして国別に綿密に設定します。

このポリシーは『低単価商品』用です。
本来であれば、上記の送料無料のポリシーのみで良いと考えていましたが、新規アカウントで低単価の商品を取り扱っている場合や薄利多売商材を取り扱っている場合は送料を商品価格に組み込んでしまうと、「バイヤーから見て極端に高く見えてしまう」ことにより購入されなくなるケースがある様です。

①$10(送料$20)
②$30(送料無料)

皆さんならどちらのセラーから買いますか?
個人的にはなんとも言えない違いではありますが、実際に低単価商品を扱うセラーさんは②よりも①の方が圧倒的に反応が良い様です。
実際に売れているということはSEO的に見ても、①の方が上位表示されていると考えられます。


●まとめ

コロナ禍における即決出品のShipping policyは以下の2つを使い分けることで、取りこぼしなく高価的に商品の露出・販売を行うことができます。

1.全世界送料無料(自ストア取り扱い国)
2.バイヤー負担(国別に綿密に送料を設定)

あくまでも「メインは1のポリシー」、「低単価の場合は2を使用」という感じです。

「具体的な作成方法が知りたい」「この商材の場合はどのポリシーが高価的?」など、より具体的な方法やアドバイスが気になる方は是非一度私のココナラ 商品をご覧ください。

変化はチャンス、ピンチはチャンスです。
この状況を一緒に乗り越えましょう!

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