ホームページ制作を始めて17年が経ちました

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コラム
ココナラは顔が見えないやり取りなので、「どの商品を購入しようかな?」よりも「どの人に頼めばいいかな?」と言う部分で不安に思われる方が多くいらっしゃると思います。

私のサービスを購入してくださったご依頼者さんから「レビューを見て、安心してお任せできると思った」と言っていただくことも増えてきたため、私がどんな風にweb制作と付き合って来たかを書いてみます。




遡ること17年前、初めて自分でホームページを作ったのは中学1年生の頃でした。
物語を書くのが好きだったので、それを誰かに読んでもらいたい・読んでもらうにはどうすればいいかな?と考えたのが、自分でホームページを作るようになったキッカケです。

小学6年生から小説の掲示板サイトに投稿をはじめたのですが、段々と規制が厳しくなり、書き進めていたスレッドが突然削除されてしまうこともありました。
「自分でホームページを作れば運営者が自分になり、消されることもない」と言う周りの流れに乗り、ホームページの作り方を必死に調べて、見よう見まねで作っていたんです。

当時はWindowsのメモ帳にHTMLを書いて、styleはHTMLにベタ打ち(作った自分ですら解読不可能なコードになってたと思います)、無料の広告つきサーバーを借りて、FFFTPでアップロードする…と言うような流れだったと記憶しています。
更に【ふみコミュ】と言うランキングサイトにも登録していました。

今考えると、たかが中1でなんてことしてたんだ…と思います^_^;





私の母はゲームを買ってくれないタイプの人だったのですが、父は富◯通で働いていたので2000年頃から家にノートパソコンがあり、暇さえあれば【ワープロで好きな曲の歌詞をひたすら打つ】と言う遊びをしていました。ほとんどの子がゲームキューブやNINTENDO DSなどのゲームで遊んでいる中、なかなか変態な遊びだったかもしれません(笑)

タイピングが好きだったので自然とパソコンを使って物語を書くようになったのですが、どうすれば書いたものを公開できるかは分かりませんでした。
そんな時、小学校のパソコンの授業で「掲示板」の存在を知り、小説投稿専用の掲示板を見つけ、そこに自分の書いた物語を投稿するようになりました。

その頃、嵐・KAT-TUNなどのメンバーが登場人物として出てくる《夢小説》と言うジャンルがすごく盛り上がっていたのですが、商標の問題なのか?ジャニーズのメンバーが登場する系の小説板は一斉に削除されてしまうことがありました。
ここだけの話、私も流行りに乗ってジャニーズが出てくる小説を書いていたのですが、毎日ものすごいアクセスでした。当時は、とにかく嵐かKAT-TUNか山Pを出せば無限にアクセスを稼げる時代だったんですね(笑)

ただし、書いては消され・書いては消されのイタチごっこでした。





そんなこんなで自分のホームページを作るようになりました。

私の経歴上、Web制作は【仕事】ではなく【趣味】から始まりました。学校で習った技術ではなく、独学でトライ&エラーを繰り返しながら身につけました。
前職は化粧品メーカーで働いていましたし、学生時代のアルバイトをしていた頃から接客業が好きだったので、ホームページを作ること、コードを書くことを仕事にしようと思ったことはなかったんですね。

気持ちが変わったのはセブ島に住むようになってブログやアフィリエイトサイトの運営を始めてからです。
ブログ仲間の方たちにカスタマイズのアドバイスをしたりしているうちに「仕事としてやってみようかな?」と思うようになり、今に至ります。

最近は公式の勉強会にも積極的に参加するようにしています。





最近の副業ブームで「Web制作をして稼ごう・プログラミングで月3万を目指そう」と言う傾向がありますが、個人的には「稼ぐことを目的にして、続くのかな…?」と不安に思ったりします。

ホームページは物理的な”物”ではないですし、WordPressは日々アップデートが繰り返され、その新しい機能についていかなければいけません。毎日毎日、勉強が必要です。
今日学んだことが、明日には古くなるかもしれません。今作ったサイトが、明日エラーで表示されなくなることがあるかもしれません。

私が【経験◯年以上!】みたいなアピールをしないのは、それが理由です。経験歴だけ長くても…って思うのと、17年間ずっとやっていたわけじゃないので。


副業でやるには大変ですし、何より「Web制作が好き」でなければ、続けていくのは辛いと思います。





だからつまり何が言いたいかと言うと、私は楽しみながらWeb制作をしています。Web制作が好きです。

朝起きたらパソコンを開き、寝る前までずっと何かしらの作業をしていて、夜遅くにお問い合わせが来てもスマホからご返信しています。
良くも悪くもプライベートと仕事がごっちゃになっていて、余裕のある範囲でしかご依頼を受け付けていません。

以前は一気に10件とか受け付けていることもありましたが、一人一人のご依頼者さんにゆっくり時間を使うために、勉強や研究をする時間を犠牲にしていました。これじゃいけないなーと思ったので、現在はかなり受け入れ枠を絞っています。


私にとってココナラで出品しているブログ制作サービスは、いわゆる【生活費を稼ぐための仕事】ではありません。
ご依頼者さんの希望をどんな風に実現していけば良いかな?もっと良くするにはどうすれば良いかな?と考えながら作業するのが毎日の楽しみです。
ご依頼者さんにいただいたレビューを読みながら、ひとりでニヤニヤしています。


これからもしばらく、このスタイルは変わらないと思います。ちょっと異質かもしれませんが、よろしくお願いしますm(_ _)m


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