良いデザイナーとは?

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デザイン・イラスト
こんにちは。
イマココデザインです。
オフィスデザインの仕事をしています。

社会人になってから
かれこれ15年以上デザイナーとしてやってますが
定期的に「良いデザイナーってなんだっけ?」
という疑問にぶち当たります

現在はフリーのデザイナーとして活動をしている私ですが
ここに至るまでに、いくつかの企業で雇われのデザイナーとして
働いた経験があります。

とても評価してもらえた企業もあるし
いまいちな評価で終わった企業もあります

一時期CADオペレーター(デザイン補助的な仕事です)
という仕事をしていたことも
あるのですが、この時は思い出したくもないくらい
散々な評価をくらい続けていました…(笑)

フリーになってからは安定的に評価していただいていますが
私自身は変わらないのに、なんでこうも評価が変わるんだろうと
考えてしまうのです。特に、うまくいかないときは、それはもう
モンモンと考え続けて底辺まで落ちます(笑)

こういうときにやりがちなのが
「私のなにが悪いんだろうか?至らない点はなんなんだろうか?」
ってことなんですが、この思考は経験上だいたい地獄に落ちます

私の場合は、緻密さとか一寸の狂いもない正確さみたいなものを
求められるのが大変不得意で、だいたいボロがでてお客様とか
担当営業に指摘されます。

そして、それを克服するべく残業をして時間をかけて
チェックしたりするのですが、まあ疲れます。
死ぬほど疲れます。

そして、本来得意分野であると自覚している
お客様の要望があまり細かくなく、こちらの自由度が高いタイプの
デザイン業務にかけるエネルギーが枯渇していい提案ができなくなる


つまり、苦手分野を克服することにエネルギーを使いすぎて
得意分野にかけるエネルギーがなくなって
全体的に全然イケてない人材となる、ということです

当時は自分の得意分野すら自覚できていなかったので
「自分はイケてない人材である」ということだけが
全面に出ていて、それはもう最悪でした


…で、標題の「良いデザイナーとは」
ということなんですが、これは絶対的なものはなくて
環境によるよなぁ‥というのが現在の結論です


企業によって求めるデザイナー像は違っていて
例えば、とにかく作業が早い人を求める企業もあれば
時間をかけて丁寧に仕上げる人を求める企業もある

それは、その企業がどういった顧客をターゲットにしているかってところから
わかってくるとは思うんですが

自分の得意分野を評価する企業は自分を評価してくれるし
自分の苦手分野を評価する企業は自分は評価してもらえない

ものすごくあたりまえのことなんですけどね
意外とこのあたりがわからなくて迷走する人は多いのかなと
思います

フリーランスになると、自分自身が商品になるので
自分に合う人しか顧客にならない
だから必然的に評価してもらいやすくなる
ってことなんじゃないかと思います
そうなるためにもブランディングがあるんでしょうね


デザインを依頼するお客様は
お客様自身がデザイナーに何を求めているかということを
はっきりさせておくとミスマッチは起こりにくいです

デザイナーとして働く人は、自分の得意分野が何かということを
とことん自己分析するのが良いデザイナーになるための
第一歩なのかもしれませんね











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