鬼滅の刃に学ぶ有終の美

鬼滅の刃の刀鍛冶の里編がはじまるのでこのコラムでも便乗

私はブームが始まる前から少年ジャンプで鬼滅を追っていましたが、なんだかコロナ禍に乗じてすごいブームになっていくのに困惑していました。

自分の好きなものが大衆に知られてしまうことを好まないタイプなんです。

それはさておき、鬼滅の刃という作品の真価はストーリーのテンポの良さだと思います。

大体一度人気がでた作品は出版社の都合によって無理に引き延ばされて、話が冗長になった揚げ句、人気がなくなってから打ち切りというパターンが多い気がします。

それが鬼滅の刃の場合、大衆の熱狂をよそにあっさりと原作は終了してしまいました。

そこが私が鬼滅の好きなところです。

ちなみに鬼滅の刃は女性作者とのことですが、男性作者だったらこんな終わり方はできなかったはず。

少年漫画は100巻近くあるのもザラですが少女漫画はあっさりと終わるものも多い印象。

推しキャラとかを尊ぶ文化もいいですが、良質な作品に触れたいという気持ちが強い今日このごろ。