復縁できる自己肯定感の高めかた

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コラム
最近、自己肯定感の話しをご相談者様にしまくってるんですよ。
本当に最近だからこのブログ書いた時点で10日前ぐらいから。

気付いたんですよ(遅い)、自己肯定感が低い発言をする人が多いな~って(遅い)
気付かなかったのは私が比較的自己肯定感マンだから分からなかったというのが大きかろうと思うのですが、大事な話しだしもう私と電話してない過去話してくれていたご相談者様にとっても大事だと思うので今日はこれについて書こうと思うのです。
多分様々な人がとっくにたくさん書いている内容だと思いますが、佐藤なりの解釈も込めてお届けします。

復縁活動中に起きやすい心理に当てはめて参考例なども書きますので、活用してみてください!


①自己肯定感とは何か?

-①他人軸と自分軸
-②自信満々なのは自己肯定感とは違う
-③自分の事を正しく理解して受け入れる事が自己肯定感

①-1:他人軸と自分軸

└誰が言ったこと?

まず自己肯定感とはなんだろう?
色々自己肯定感には種類があるのです。

⑴他人軸の自己肯定感
恐らく多くの人が振り回されているのはこれで、他人からの評価を基準にして自己肯定するというもの。

会社での評価制度はほぼ他人から評価される事で成り立っていたり、芸術など作品の審査員は他人が行っていたり、インフルエンサーはフォロワー数で価値をはかられたり、社会の中では他人軸で決まる自分の価値みたいなものが凄く多いので、自己肯定感も他人軸に振り回されやすいのです。

⑵自分軸の自己肯定感
⑴に反してこちらは自分で決める自己肯定。

基準は自分の中にあり、自分から見てどうかという一点。
他人がどう言ってるかどう思ってるかは関係ないのが自分軸の自己肯定感。


社会が他人軸だらけである事を考えるとある程度どの人も他人軸の評価に振り回されて自己肯定感がふらつく事はありそうなものです。
多様性が進んで女性が活躍する世の中になっているからといっても、それでも男性の方が社会で評価される機会が多いという事もあって、男性は他人軸の評価に振り回されやすいという説もある程です。

しかし、他人軸の評価は非常にもろくうつろいやすいので、他人軸の自己肯定感は大変弱いものだと思います。実質自分の力に、血肉になりません。
美味しく作れたケーキを他人が食べて『実は生クリームがそんなに好きじゃないからこのケーキもそこまで美味しくなかったな』と言われてそれを自分のケーキ作りの評価として受け取ってしまうなんて意味がない。
そしてその人が数日後に『私実はひょんなことから生クリームを好きになったの、ケーキって美味しいね』と言ったからってそこであなたのケーキ作りのスキルが変わったわけではないし。

なので、自分軸の自己肯定感を高める事が必要なのです。

①-2:自信満々なのは自己肯定感とは違う

└自信満々な人から漂う自己肯定感の“高そう”感

何にでも自信満々でどんな事も強気な人っていると思います。
だけど、自信満々=自己肯定感が高いという事ではないのです。

例えばモラルの無い事をしてしまった時、人に迷惑をかけた時、ルール違反をした時、犯罪をしてしまった時、ミスった時
そんな時に『自分には必要な事だったから自分は悪くない』と言いだすのは自己肯定感とは言いません。

それは間違った事を間違っていると自覚出来ない自己愛モンスターです。

恋愛相談や復縁相談を受けていると自信満々なお相手に対して自己肯定感が高いと勘違いしたジャッジをしている人が大変多いのですが、こういう場合は別なのです。

①-3:自分の事を正しく理解して受け入れる事が自己肯定感

└自分の事を肯定する、という言葉にトラップがある

じゃあ、どういうのが自分軸の自己肯定感なのでしょうか?

自分の事を肯定する、という言葉がトラップだな~と思っていて、自分の事を常に褒める、ポジティブに盛り上げる、みたいな事が自己肯定感ではないのです。
何をしても自分を「自分最高!」って思う事が自己肯定感ではないという意味です。

自分を毎日褒めましょうとか、今日自分が成し遂げた事を寝る前に日記に書きましょう、みたいなトレーニングもありますしそれも重要なのですが、きっとそれをやってもあまり変わらない人がいたら今から書く事を重視して欲しいのです。

①-2で出てきた自信満々な人を例に回答していきましょう。

モラルの無い事をしてしまった時、人に迷惑をかけた時、ルール違反をした時、犯罪をしてしまった時、ミスった時などにそれをきちんと

「自分は人に迷惑をかけてしまった」「良くない事をした」「間違いを犯してしまった」と認める事が出来るのがまずは自分軸の自己肯定感を上げる第一歩なのです

だけど更にここからが重要なポイント

そこで自分軸の自己肯定感が高くない人は「人に迷惑をかける自分は最低だ」「良くない事をする自分はここにいるべきではない」「ミスする自分なんて辞めた方がいい」と自分を否定します

自分軸の自己肯定感が高い人は「人に迷惑をかけてしまったな」「良くない事をする事も自分にはあるんだな」「ミスする事も自分にはある」「自分はこういう条件があるとこういうルール違反をしてしまう人なんだ」と、その出来事を否定せずに受け入れます。
肯定って言うから何でも褒めないといけないと思いやすいのですが、「ルール違反をする自分は正しい」ではなく「ルール違反を自分はしてしまうんだな」と正当化するわけでも否定するわけでも無くという受け入れ方が必要なのです。

そしてその上で、「人に迷惑をかけた」「ミスした」「ルール違反をした」などの事実に対して、今後もそれでいいのか?改善した方がいいのか?などについて考えるのです。

「自分はルール違反をしてしまった。こういう時に自分はルール違反をしてしまう事があるんだな。でも今後同じことをしてしまうと人に迷惑をかけるし自分もルール違反は嫌だから、これは改善しよう。」
という感じ。
ここでルール違反やモラルに反する言動とかそういう事に対して、良い悪いの判断や改善する必要があるないの判断も自分で決めるのです。

例えばそれが「犯罪だけどまあ今後も改善しなくてもいいか」と判断するなど社会的に見ておかしい場合、それは自己肯定感云々の話しではなく「善悪の基準が誤っている人」という事になります。

なので自分軸の自己肯定感というのは

どんな自分も否定しない

という事なのです。

②復縁活動中の例

-1:別れたという事実に対して
-2:復縁活動中にやらかしてしまったら
-3:相手が良い反応をしない時

②-1:別れたという事実に対して

└別れた原因は千差万別だけど

そもそも別れてしまったという事について。
そして別れの要因について。

私が「自己改革」と言い過ぎていてすっかり失念してしまっていた重大なトラップ。

別れを告げられた人は「あなたとはもうこれ以上一緒にいられません」と思われてしまっているから別れを告げられています。
だからその要因を改善していかないとならない、だから自己改革。

自己改革自己改革言い過ぎて、もしかしてご相談している皆さんは今の自分を否定していませんか!?←これに気付くのに数年(遅い)

自己改革しなきゃ、と思って別れた要因である自分の言動についてもし自分を否定しているなら、ちょっと待って( ´_ゝ`)

感情的になってしまって相手を困らせてしまい振られてしまった
感情的な自分は良くない、自己改革しなきゃ
感情的な自分は改善、良くない、感情的なの最悪!

ってもしなってたらえらいこっちゃ。
自分軸の自己肯定感が爆下がりしてしまう…。

これを①-3でお伝えした自分軸の自己肯定感を高める考え方に変換すると

感情的になってしまって相手を困らせてしまい振られてしまった
そうか、私は感情的になって相手を困らせる事があるんだなあ
同じ事をすると復縁しても同じ理由で別れる事になってしまうから、感情をコントロール出来る様になろう、自己改革しよう!

という感じ。

相手を困らせた自分、相手が嫌だとジャッジした自分を相手軸で考えるのは他人軸の自己肯定。
だから、自分軸の自己肯定感でそんな自分の事も否定せずに受け入れた上で、自分の「言動」の改善点だけを改善する努力をしていきましょう、という。

②-2:復縁活動中にやらかしてしまったら

└ミスっても自分を否定しない

復縁活動中、結果的に良くない言動を取ってしまってうまくいかない事もあると思います。

冷却期間が必要なのにすぐに連絡してしまって相手から厳しい事を言われたり、会っている時にしてはいけない事をしてしまってその後連絡が取れなくなってしまったり。

そういうミスをしてしまった時も自分を受け入れましょう。

「やっちまったあぁあぁぁー!!!!」って思っても大丈夫です。
「そうか、今回自分は間違えた連絡をしてしまったんだなぁ。」と思うだけに留めましょう。
「なんであの時連絡しようって考えちゃったんだろう」とか「連絡しようと思って勢いで連絡しちゃう自分はダメだ」とか思うのはいくないよ。

なので自分の目の前の事実そのものをただただ受け入れて、その上で「今後出来るだけ良い言動を取るためにはどうしよう」と考えるのです。

②-3:相手が良い反応をしない時

└相手の反応は他人軸

②-2の何かやらかしてしまった時と似ていますが、相手が良い反応をしない時にも自分を否定しやすいので要注意です

だけど相手の反応は相手の軸なので他人軸

「今度映画観に行かない?」と連絡したら
「あ~ちょっと忙しいから無理かも」と返信がきた
「復縁したいと思ってた自分はバカだ。復縁なんかできないんだ。」「映画に誘ったりしなきゃ良かった」と否定するのではなく
「映画に誘ったら断られたな」とその事実だけを受け入れる
その上で「今後どうしようかな?」と考える、のです

私は何年も前から復縁には「現在地」が大事だと言っています
自分が今復縁をゴールに見た時にどの位置にいるのか?
相手から見た時にどの位置にいるのか?
地図アプリなどでも、ゴールに向かおうと思ったら自分の現在地を正しく知らないと進めないですよね?
それと同じです

「断られた」は断られたという事実、その現在地である以上でも以下でもないのです。
まして、自分の事を否定する理由にはなりません。

ただし、「今相手は自分をもう一度恋愛をしたいわけではない」という現在地もしっかり受け入れておく必要があります。これも現在地。

③自己改革の前にやらないといけないこと

└自分軸の自己肯定感はただ受け入れて否定しない、という事は?

ここまで散々ただただ自分の言動を受け入れて否定しない、と申し上げておりますがじゃあどうやって?というのを書いていきます。

②-3で現在地の話しを久しぶりにしていますが、自己肯定感が高い人は自分をそのまま受け入れるのが得意、という事は自分の現状、自分の現在地を正しくしっかり把握している人が多いのです。

自分を正しく知る、これ私と一緒に復縁活動をしている人は嫌という程分かっていると思いますが、なかなか難しい事だったりするのです。

自分が今何をしたいのか
自分が今何を期待しているのか
自分が普段どんな行動を取りやすいのか
自分が何に魅かれるのか
自分の善悪の基準はどうなのか
自分が許せないのは何か
自分が幸せを感じるのはどんな事なのか
今相手は自分に対してどう考えている可能性が高いか
自己改革のゴールに対して自分は何が出来ているか

などなど、自分についてしっかり説明出来る人は自己肯定感が高い人が多いです。

自分の基準を「細かく」「具体的に」知っていて、その基準で物事を「自分で決める事が出来る」人です。

なので、自己改革の前にまず自分を知りましょう。
だから私は復縁相談では(コースによりますが)個人分析をお相手のものではなくご自身のものを必須としているのです。

④まとめ

さて本日は『復縁できる自己肯定感の高めかた』という事で書いていきました。

なんでこれに気付くのに時間がかかったかというと、佐藤が自己肯定感マンだから自己改革の前にみんな「自分を否定せずに受け入れる」をやっていると勝手に思い込んでいたからなのです。いや、びっくりするよねこの勘違い。

自己改革=今の自分が良くない、という事ではありません。

今の自分をそのまま受け入れて、その上で自分の言動は切り離して考え、改善していこう。

自分がそういう人だという事は受け入れて、言動は別。
自分の言動を改善しようとしていくことが自己改革なのです。


という事で、もしかしたらいずれこの続きを書くかもしれませんが、分からないので今回は前後編にはしませんでした。大事な事なのでいつか書くかもしれないです✿


私の復縁相談には2種類あって、めっちゃ厳しい自己改革優先の復縁相談とどなたでも気軽に相談できるカジュアル版復縁相談があります。
どちらが自分に合うか良く検討して必要であればご依頼ください!
下記ブログは違いを書いているので参考になると思います。

それでは、良い復縁活動を✧



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