飲食店を経営されている、または飲食店で働いているあなたに質問です。
HACCP(ハサップ)って知ってますか?
聞いたことはある?
チラシをもらった?
それだけではダメなんです。
なぜなら義務化されることが法律で決まっているから。
そう、HACCPをお店に導入することは
『法律で義務付けられている』んです。
マジで!?いつまでに??
「期限は2020年6月」
なのですが猶予期間が1年間あるので2021年6月までに導入すればOKです。
それ知らなかった!
でもそもそもHACCPって何??
そんなあなたのために、HACCPについて簡単に書きたいと思います。
HACCPとは
H azard
A naliysis
and
C ritical
C ontrol
P oint
の略(縦読み)
分からない?はい、私にもわかりません。
日本語で言うと
「危害要因分析必須管理点」
これでも分からない?
ですよね。私にもわかりません。
では視点を変えましょう。
重要なのはこれを使って何をしたいのか。
HACCPを取り入れることでしたいことは
『リスクの見える化』
です。
普段お店をやって行く中で、
「気づいたら賞味期限切れてた」
とか
「最近魚の鮮度がイマイチ」
とか
「冷凍庫の扉がちょっと開いてて溶けちゃった」
とかいうことありませんか?
自動車教習所に行ったことある方なら聞いたことがあるかもしれませんがこれらは「ヒヤリ・ハット」と呼ばれるものです。
ハインリッヒの法則というものの中で
1つの重大事故の陰には
29の軽微な事故と
300のヒヤリハットがある
と言われています。
つまりは日常で起こっている小さなミスが積み重なると食中毒などの重大な事故に繋がってしまうということ。
HACCPの目的は
①リスクがどんなところに潜んでいるのかをみんなに見えるようにして、
②必要な記録をとることでどんな問題が起こりやすいのかを見えるようにする。
こうやってヒヤリハットがいつどこで起こっているのか、定期的に起こっているのかを見ることができるとどうやって手を打てばいいか、対策が取れますよね。
HACCPとはそのための手段なんです。
HACCPを取り入れて安全なお店作りをしていきましょう。