10歳未満の子どもをお持ちの片親の方へ

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この記事はシングルマザーやシングルファザー、モラハラや離婚などで父親と母親の2人で協力して子育てができない方向けの記事です。

1年ほどサポートさせていただいている方が旦那様から育児の協力をしてもらえず、悩まれていたので、記事にしました。

知識があるだけで、できること・できないことがわかると思うので、お役立てください。

まず、親から子どもへの愛情は母性と父性があります。

母性は”無条件の愛”
父性は”条件付きの愛”です。

無条件の愛はお分かりかと思いますが、
条件付きの愛とは、「お前が私の言うことを聞けば、愛してやる」というものです。
昭和のちゃぶ台返しをしたり、怒ると手をあげるような父親がいちばん分かりやすい例えかなと思います。

なので、父性というのは、基本的には愛情と交換なので、お母さんから子どもへ与える愛とお父さんから子どもへ与える愛は全くちがうものです。

これは、お父さんは社会の厳しさを教え、独り立ちできるように。ということが遺伝子に備わっていることが理由です。

子どもの自己肯定感や自信の土台がつくられるので、5~10歳まではできれば協力して子育てをしてほしいと思いますが、無理な方もいるのが事実で。。

私は家庭環境が悪く、片親の環境で育ち、母が苦しんでいたのを見ていて、そういう方の助けになれればと思い、今の仕事をしています。

なので、片親であることを否定するつもりも批判するつもりもありません。

話を戻しますが、お父さんが無理をしてお母さんの代わりをしようとしたり、
お母さんが無理をしてお父さんの代わりをしようとしたりということは、しなくていいです。

カウンセラーや心理士の中には、片親で悩みを抱えている方に対して、
「強くならないと」
「しっかりしてください」
とおっしゃる方がいます。

私がサポートしている方は、それらの言葉でとても傷つき、自分を責めていらっしゃいました。

父性と母性は全くちがうものなので、お母さんがお父さんの代わりをする必要も、お父さんがお母さんの代わりをする必要もありません。

子どもを大切にするために、自分を大切にする。
また、代わりを務めようとしなくていいんです。

今あるもので、あなたのペースで、生きていってほしいなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


感情スタイリスト 時雨
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