夜「学校行く」 朝「学校行きたいくない」を紐解く

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夜は意気込むんですよね。でも次の日の朝になったらいけない。

親も子どもの発言に振り回される。「嘘ついているのかな?」そんな感じで我が子を疑うことに、罪悪感すら覚えてどんどん沼にハマっていく。

そんなことを何度も見てきました。それで、これって本当に子どもは学校に必死で行こうとしているのですよ。それをわかってほしくて、今回の記事書いてます。

子どもは行きたいけど、行きたくない。前回の記事に書いたのですが、不登校をりかいするための4つの分類。③顕在意識:学校に行きたい 潜在意識:学校に行きくない

その③の部分をよーく見ていきます。これが不登校の本当に多いパターンです。

この辺りを詳しく、そして深く、わかりやすく解説していきます。今回はお子様に気持ちになってみていきましょう。

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例:15歳の男の子高校受験をがんばって勉強公立高校に何とか合格学校に入って最初は先生の言うとおり、頑張って勉強してみるが初めての試験で何とクラス40人中32位…友人のAは自分より勉強苦手だと思っていたら、クラスで8位。

そこからは必死になって勉強しようとするが、なぜか気が付けばyoutubeを見てしまい、親にも大学のことや今後の進路で心配されてしまう。でも学校に行っても、勉強をどんなに頑張ってもできる気がしない。今までこんなことなかったのに…

そして、ふとお母さんのことを思い出す。お母さんは大変な想いをして、家事とパートに出てもらって何とか塾に入れてもらって、せっかく高校に入ったのに。高校に受かった時にものすごく喜んでくれていたのにな。

いつも”いい子”だねぇって言ってくれていたが、今はどう思っていることやら。きっと、ダメだって思っているんだろうな。昨日もお弁当を出さなかったことや、プリント出さなかったことを怒られたし。しかも勉強のことでも、先生から電話来てたしな…

あぁ、どうしよう。自分なんてもしかしたら生まれてこなければよかったのかな。もっとできる子どもだったら、お母さんは困らなかったのにな。消えたいなぁ。

そんな気持ちになってはいるものの、とりあえずは学校に行っていた。朝起きる時間は徐々に遅くなり、遅刻するかしないかの寸前になっていき、ある時、急に学校に行こうとすると頭が痛くなってくる。

え?何だこれ。痛ぁーー。

親に言うか。すると親は優しくしてくれて、その日は休むことになった。

次の日は、特に問題なく学校に通うことができた。でも勉強がわからないのはいつも通り。周りの友人に聞いても、みんなできていないって言っている。でも、試験ではみんな点数取るんだよな。みんな俺のこと「バカ」だと思っているんだろうな。

そんなこんなで、次の週になった。朝起きたら、前と同じ頭痛が…親に言ったら、今日も休ませてくれた。でも学校に行かなくていいと言ったら、頭痛が和らいだ。これは親には言えない。そっとスマホで「頭痛 学校行きたくない」という用語で調べた。あ、俺ってもしかしたら不登校なのかもしれない。そんなことを考えながら、学校に行けていない罪悪感と、自分のために働いてくれる両親に本当に申し訳ない。あと、お昼にお母さんに作ってもらった弁当食べるのって、なんか本当に胸がギューっと苦しくなるんだよな。

自分って、本当にダメ人間だよな。生きている価値ってあるのかな…あぁ、まずいまずい、ちょっとおかしな方向いってたわ。そんなことを考えながら、勉強しないといけないので勉強道具を出すのだが、気が付けばスマホを使ってしまう自分がいる。そして次の日、あれ?また頭が痛い、なんでだろう。昨日あんなに休んだのに。スマホゲームしすぎたのかな?昨日は親には言えないが、結局眠れなくて夜の2時くらいまでスマホをいじっていたんだような。

そのせいなのかもしれないが、猛烈に眠い…どうしよう、行かなきゃいけないのに、体が動かない。そしてその日も休むことになった。

そしてその次の日も…3日間連続で休んだので、担任の先生から電話があったみたいだ。

仕事が忙しいお父さんも心配してくれて「大丈夫か?」と声をかけてくれた。でも「大丈夫」としか答えられなかった。そして、本当にその時は大丈夫だと思ってたし、「明日からはいくから」と宣言をした。

睡眠の問題もあるって親が言ってたな。よし、早くお風呂に入り、スマホも電源を切って寝る。といってもなかなか眠ることができない。

気がつくと、友達からLINEが入っている。明日の課題について教えもらった。あ、明日小テストなんだ…何もやっていない。まぁいいか。

気づけば友人のインスタを漁って見ていると、みんな楽しそうにしている。自分が休んでいてもみんな幸せそうだな。楽しそうにしているな。はぁ…

そう思っていたら気がつけば寝落ちしていたようだ。

あさ、猛烈に頭が痛い。しかし、お父さんが腕を引っ張り出して起こしてくる。

「いたいなぁ、頭痛いんだよ!」大きな声で、言ってしまった。

するとお父さんが「お前が昨日、起きなかったら無理矢理にでも手を引っ張ってでも起こしてくれって言ったんじゃないか。どうした?本当に病院に行くか?お父さん、今日休んでもいいぞ?」

そう言われても頭が痛い。「今日はダメだから、明日は行くから、休ませて。」そう言って、また今日も学校を休んだ。

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お子様の気持ちになってみて、いかがだったでしょうか。お子様自身、本当に頭が痛いんですし、行こうと思っているんですよね。そのため、夜は元気ですが朝になるとまたいけない。

この繰り返しで、家族全員困ってしまう。そんな状態でした。

さて、ではこの状態がどうなっているのか…詳しく心理的な面から見ていきます。
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