■はじめに
こんにちは、akanekuroda0928です。
今回は、ココナラでも出品しているフードイラスト制作のようすについてご紹介したいと思います!
■フードイラスト制作のようす
フードイラストは、飲食店などのメニュー用でご依頼をいただくことが多いサービスです。
ご依頼主様からお写真などの画像をいただき、それをもとに制作することが多いですが、料理名や素材名など、文字情報から内容を膨らませて描かせていただくこともあります。
↓こちらは見本として描いた、ドトールコーヒーの大豆バーガーのイラスト制作の様子です。
お写真をもとに、お馴染みのipadアプリProcreateで描いています!
■フードイラストを描くときに気を付けていること
フードイラストを描くときに気を付けているのは、ズバリ「美味しそうに見えるかどうか?」ということに尽きます。
ご依頼主様の多くは飲食店を経営されている方であり、ご自身が提供される食べ物をより美味しそうに・魅力的に見せるためにご依頼いただくことが多いため、そのご要望を叶えることが第一と思うからです!
美味しそうに見せるための工夫については私も日々勉強中なのですが、たとえば↑この大豆バーガーのイラストですと、下記の3点に気を付けています。
①陰影をハッキリさせ、ハイライトには思い切って白を入れる
じっさいに見える以上に陰影を強調し、白を効果的に入れることによって、より立体的に・照り輝くような感じがでて、美味しそうに見えてきます!
②温かいものには暖色を、冷たいものには寒色を意識して入れる
暖色というのは、赤や黄色・オレンジなどの暖かそうに見える色のことで、寒色というのは、青や青に近い緑などの寒い・冷たそうに見える色のことです。
ここで個人的なポイントなのは、本当は暖色カラーではない食材であっても、温かそうに見せたかったら、思い切って暖色を入れてみる!ということです。
例えば大豆バーガーの場合、パンやレタスの元々の色は茶色や緑色で、暖色カラーではないのですが、全体的にホカホカ温かく見せたいので、意識して黄色やオレンジ色を加えています。
そして背景も黄色にすることで、全体的に暖色系で統一され、写真よりも温かく・美味しそうに見えてきます!
③食材による質感の違いを細かく描き分ける
この大豆バーガーを1つとっても、食材の質感は本当に様々あります。
そして、質感が違うということは、光の当たり方も異なるということなので、それに合わせて描き込みを工夫します!
私の場合は、まずは対象物をよく見て、どんな質感なのかな~と想像を膨らませ、フワフワ、シャキシャキ、トロトロ・・・など、食材別に質感を分析します!
そして、それに合わせてブラシを変えたり、ハイライトの当たり方を変えたりしながら描き込んでいきます。
少しの描き込みの差が完成度を大きく左右する、楽しく繊細な工程です!
■ここまでのまとめ
フードイラストを描くときには、ご依頼主様からの画像・文字などの情報をもとに、「美味しくみえるかどうか?」を第一に気を付けながら制作しています。
美味しく見せるためのポイントは下記の3点です。
①陰影をハッキリさせ、ハイライトには思い切って白を入れる
②温かいものには暖色を、冷たいものには寒色を意識して入れる
③食材による質感の違いを細かく描き分ける
今後も制作を続ける中で、より魅力的なフードイラストの描き方を発見できたら、こちらのブログで紹介したいと思います。
ココナラ出品者としてさらなるクオリティUPを目指し、邁進します!