前回のNo1で、再就職をするにあたり、再確認をしないといけいない
仕事の話をしました。
t字フォーミュラーで仕事力を確認し、仕事のTで仕事に就いた時の自分の役割を確認しました。
次に確認したいのは、「言葉」です。
特に面接官は、良い採用になるかどうかを、あなたの話す「言葉」でしか
判断できません。
そのため、きちんと言葉を使わないと、いい加減なことを言っているな。
とか、マニュアルを読んできたなと思ってしまいます。
そこで、特に面接時に注意する言葉を説明していきましょう。
それは、あなたを評価するものとなるでしょう。
まず、最初に「評価」とは?
そして、「自信」「興味」「行動」「思うと考えるの違い」「目的と目標の違い」などを説明します。
よく面接で、「私は、〇〇に自信があります。」
「私は、御社の〇〇に興味を持ちました。」
「私は、〇〇をする行動ができると思います。」
こんな返事がよく聞かれます。
でも、面接官は上の言葉がわかって話をしてるのかをしっかり聞いています。
では、評価
あなたは、評価と聞いて何を想像しますか?
多くの訓練生は、評価=能力と答えました。
間違いではありませんが、正解ではありません。
答えは
評価の公式があります。
評価=スキル×使用×指示×表現
スキル=能力、資格、技術など
使用=人を使ったり使われたりする
指示=方向性を示す、責任を持つ
表現=自分をどのように見てもらいたいのか
つまり、それぞれの計算で出てきます。
例えばAさんとBさんがいたとしましょう。
Aさんは、簿記1級の資格を持っています。
Bさんは、資格がありません。
他の要素は、全く同じとします。
わかりやすく点数を付けると簿記1級の資格は、5点、資格がないは、1点とします。
スキルだけでいえば、AさんはBさんよりも評価が高いです。
他の要素は、すべて1点とすると
Aさん=5×1×1×1=5
Bさん=1×1×1×1=1
次にそれぞれ同じ時間を使って努力し5点上げることができるようになりました。
そこでAさんは、スキルを伸ばそうとすべての時間をスキルに使いスキルを10点にしました。
Bさんは、スキルに2点、そのほかに1点ずつ均等に上げました。
すると、二人の評価はどうなったでしょう。
Aさん=11×1×1×1=11点
Bさん=3×2×2×2=24点
一挙に2倍以上の評価が開きました。
ここで言いたいのは、Aさんのスキルを上げることを悪く言うつもりはありませんし、むしろその努力をすることは素晴らしいと思います。
でも、他の要素にも注目してもらいたいのです。
逆に今、スキルがあまりない方。
スキルアップは必要ですが、スキルアップは時間とお金や労力が必要です。
早く仕事に就きたいのに、なかなかそんな時間もお金もありません。
そこで、スキルの高い方に勝つには他の要素を上げることをお勧めします。