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Amazonビジネスの「分かりづらい!!」を解消することに特化した記事を提供しているスペシアと申します。
以下の利益改善にフォーカスしたAmazonの広告運用ツールを開発している会社になります。
それでは本日の記事の話に移ります。
本日は、広告を始めたての方も始めている方も混乱しがちなAmazonの広告のターゲティングの種類について、説明します。
今日はAmazon広告の「レポートたくさんあるけど結局何を見ればいい?」の疑問にお答えします。
広告レポートは分析しようと思えば時間はかかりますが、非常に細かく多角的に分析が可能です。
Amazonはそれができるほどのレポートの種類がたくさんあり、それが逆に、コンサル会社ではなく、一般の事業者にとって広告の分析を難しくしている原因でもあろうかと思います。
多すぎて何から何をどこまで見て何をすれば良いかが分からない状況ではないでしょうか?
今回はベテランセラーではなく、初心者にも、時間のない副業の方でも実行できる「まずはこれを見て調整すれば大丈夫!!」という広告レポートを紹介します。
もっと深堀りしたテクニカルな方法は別記事にまとめていきます。
まず、最初に見るべきレポートのおすすめは、
【検索用語レポート】です。
ホームからキャンペーン名をクリックしていって、最下層まで行き着いたページの左にそのボタンがあります。
SP広告 キーワードターゲティングの場合
SP広告 商品ターゲティングの場合
なぜか以下の表示項目を最初に設定してもチェックが外れていることが多々ありますので都度チェックボタンを入れるようにしてください。
定量的なデータは多い方が精度が高くなるので極力長く期間を取ります。このレポート画面だと最長2ヶ月間になりますので2ヶ月間の期間指定を行いましょう。
【SP広告 キーワードターゲティングの場合 】
1列目の「カスタマー検索用語」がお客様が検索したキーワードで、2列の「キーワード」という項目が事前にターゲティングとして設定したキーワードになります。
【SP広告 商品ターゲティングのレポートの場合】
2列目の「商品ターゲット」がターゲットとして設定したキーワードです。
1列目の「マッチした商品」というというのは実際にお客様が検索したキーワードです。 商品にターゲティングしていても関連するキーワードで自社商品が表示された結果です。
ここで、
「インプレッション(IMP)が5000以上あるキーワードでACOSまたはROASのパフォーマンスが良いもの、逆に悪いもの」
をピックアップしてください。
なぜ5000のインプレッションが必要かですが、一般的にパフォーマンスが平均よりも少し良い指標がCTR 0.7%、CVR 7% です。
これの前提で購入見込み人数を計算すると以下のとおりです。
IMP5000×CTR0.7%×CVR7%=購入件数2.5人
つまり、IMPが5000だと広告パフォーマンスが良くて買ってくれる人がたった2.5人の規模ということです。
5000以下のIMPだとパフォーマンスの良し悪しの判断をするのに不十分だという見解から、この5000という条件を導いています。
この結果、パフォーマンスが高いキーワードはそのまま入札単価をキープし様子をみてください。 むやみに入札単価を上げるとACOSが低下する可能性があります。
逆にパフォーマンスが悪いキーワードは潔く、広告停止を行ってください。
入札単価を低くするというアドバイスも一般的ですが、中途半端な広告運用は成果も中途半端になるため、成果の高いキーワードに限られた予算を集中投資するというのが現代の広告運用の鉄則です。 (豊富な資金を持つ企業以外)
もし、時間がなく、即席で広告パフォーマンスをメンテナンしたいということであればこのような簡易的なメンテナンスを行うようにしてください。
ただし、これだけでは不十分ですので、ここから先は次回の記事で詳しく記載していきます。
この時点で「ギブアップ!! もっと簡単な方法ないの?」という方は次回の記事を読む前に、最下部のリンクから「広告運用ツール」の説明を読んでみてください。
その助けになるはずです。
それでは本日もお読み頂き有難うございました。
またお越しください^^
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