推薦入試でよく聞く「指定校制」と「公募制」の違い(vol.14)

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コラム
大学・専門学校を受験する際に「推薦入試を使って合格したい!」と考えている生徒、保護者の方は多いのではないでしょうか。

一言で推薦と言っても色々な制度があります。

特にはっきりと区別をつけてほしいのが、「指定校推薦」と「公募制推薦」の違いです。

学校長の推薦があれば応募できる入試制度(学校推薦型選抜という)としては一緒ですが、中身は全然違います。

指定校推薦の仕組み

指定校制は大学が指定する高校からのみ出願できる方式で、合格した場合、必ず入学しないといけません。

校内の出願資格が得られれば高い確率で合格することができます。

しかし、行きたい大学があっても、通っている高校がその大学の枠を持っていなければ出願できません。

また、枠があったとしても1つの枠に対して2人以上の希望があれば、成績が悪い人は出願資格さえもらえません。

こちらの記事でも詳しく書いています↓

公募制推薦の仕組み

公募制は大学が出す条件を満たし、学校長の推薦があれば、どの高校からでも出願できる方式です。

成績や出席日数によほどの問題がなければ、誰でも、何校でも出願することができます。

ですが出願のハードルが低い分、必ず合格できるとは限りません。

場合によっては一般受験と同じか、それ以上の倍率になることもあります。

まとめ

2つを比較するとこんな感じです。
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元教員の意見としては、行きたい大学の指定校の枠があるならそこに挑戦することが一番オススメです。

1,2年生からでもできる推薦入試対策について、指導を希望の方は一度メッセージでご相談ください。

教員時代に培った経験をフル活用して、お子様の最適な受験プランと対策を一緒に考えましょう!

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