今日、久々にちょっと調べごとをしていて『オープンダイアローグ』という言葉が出てきたんですね。どっかで勉強したな。。
ふと思い立って蔵書を漁っていると、なんとも楽しい気持ちになったんです。
やっぱり勉強するって楽しいなと。
今日はちょっとそういう話です。
毎日会社と家の往復をしていると、自分の成長が感じられなくなる。発露の形は人それぞれ、重大さもそれぞれですが、そういう悩みはよく寄せられます。
ちょっと話はそれますが、身体の成長っていつ止まるかご存じですかね。
めちゃめちゃわかりやすい話でいうと第二次性徴からしばらくして20くらいまでにはみんな大体大人の体になって、いわゆる自然な成長は終わりますね。
そんなのあたりまえじゃないか。って思われるかと思いますが、これ、なんでだかわかりますかね?
簡単に答えるなら、それ以上の成長が必要ないからなんですよ。例えば、生きている限り背が伸び続けたら無限に食事の量が増え続けてしまうだけで、これといってメリットがない。無駄な成長になってしまうので体はやめちゃうんですね。
でも、例えばスポーツ選手なら、仕事で必要とされるので20歳を過ぎてもどんどん筋力が上がっていって身体能力も成長していきますね。
なにごとも、こういう風に「必要に迫られて」変わっていくものなのだと思うんです。
心や仕事の能力の成長も同じなんですね。毎日ルーティーンとして同じ仕事に従事して、家と会社を往復し続ければ、当然の帰結として、それに必要な能力だけが身につきます。
そして十分成長したら、そこで成長は止まります。そういうものなんですね。
別に生業としてお悩み相談しているわけではないので、なにも出し惜しみしないで話しますが、
ああ、最近成長してないな。と感じたら、
毎日1時間、だめなら30分。
これまでとは違うことをしましょう。
おすすめは、資格の取得に向けた勉強とか、興味のある分野をインターネットで深く調べていくとかですね。
普段テレビゲームしない人なら、それもいいですね!
会社帰りに1時間運動して帰るのもいい!
とにかく、これまでの生活ルーティーンから一歩違うことを始めましょう。
例えば毎日1時間勉強すると、1年で365時間。
大学の学士資格に必要な専門単位が90単位。2単位が講義時間にして23時間弱なので、
ちょうど3年間でもう一回大学に行ったのと同じ量の勉強ができます。お金に余裕があるならいっそ放送大学でほんとに講義を聞くのもありですが。
さて、うまい話ばかりではないのが世の常なので、上手に成長し続けるために、大切なことを3つほど。付言しておきますね。
①勉強する内容は別に毎日継続して同じものである必要はないが、1日に決まった時間は必ず確保して実行する。
たとえば僕の場合なら、毎日1時間はお酒を飲んだ日でも、お正月でも関係なく確保するようにしています。
②目的意識を持つこと=楽しむことを大切にする。
この2つはイコールじゃないでしょ?と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、発想が逆です。
継続して成長していくためには、最初からこれがイコールになる題材を選んでください。それがコツです。
③違うと思ったらやめる。
飽き症や、三日坊主は全く気にする必要がないです。仕事から解放された自由な時間を毎日注ぎ込むのですから、価値に見合うことじゃないといけません。違和感を感じたり苦痛になったら即刻放り出しましょう。そしてほかの楽しそうなことを探してください。
長い目で見れば、その結果無駄になる時間なんてたかがしてれています。やりたいこと、楽しいことであればどんどん学習も進むし、成長もできます。
やりたくないなぁと感じながら、余暇の時間を無駄に注ぐほどおバカなことはありません。
なんだか上から目線な書きあがりになっていたら、ごめんなさいね。
ではまた!
追伸:冒頭のオープンダイアローグは、精神医学の分野で出てきた言葉でしたね。膨大なエネルギーをかけて、よりソフトに治療していくという方向性で、患者自身から心を開いていってもらうように対話を重ねていく。そういった手法だったかと記憶しています。投げっぱなしですみませんでしたね。