ダイエット:運動か食事制限か 三つのポイント

記事
美容・ファッション
この質問めちゃ多いですね。多いと日に何回も聞かれますね。
なんでどっちかなのか?ということは置いておくとして、どうしてもどっちかしかできないなら、圧倒的に、運動が簡単です。
以上。

と言ってしまうと味気ないので、ちょっとだけ具体的に見てみますね。

ポイント①:現状の把握とホメオスタシス


まず、現状についてどれくらい把握してらっしゃるかなと、常々思うんですね。ダイエットしないで放っておいたとして、いったい月に何キロずつ増えていっているでしょうか?

大体お悩み相談でいらっしゃる方は、平均で月0.5~1kg程度の増加量なんですね。

これは、摂取カロリーでいえば、9kcal×500~1000=4500~9000kcal。消費カロリーでいうなら、7kcal×500~1000=3500~7000kcal

一日当たり、たったの100~200kcal消費すれば増えるのは止まりますね。500kcal消費すれば毎月1キロずつ減りますね。

これが簡単な状況の把握になりますね。

そしてもう一点、ホメオスタシスの話です。
身体は、常に「健康で今と同じ状態」を維持しようとする力があります。この力は、身体が痩せるときにも強く働いて、特に食事を制限すると「栄養が入ってこなくなったぞ、エネルギーを節約しろ」という命令をガンガン出して、痩せるのを邪魔します。
細かい話は難しくなるので控えますが、この力を上手に抑えるのが上手に痩せる重要なポイントになります。サプリを使う手もありますね。

ポイント②:食事はそのままでも月2キロは痩せる

毎日500kcal消費すれば、食事はそのままでも月2kg落ちます。

500kcal×30日÷7000kcal=2.1㎏

一日500kcalを消費する簡単な手段は通退勤時に、1駅歩く。
アセントやステップトレーナーやクロスマシンで1時間運動する。
水泳で1時間半泳ぐ。
毎日やることを思えば、一駅歩くかジムに通うのがおすすめですね。

月2キロ痩せていけば、体重60㎏の女性なら5年で0㎏になりますね。(半分冗談ですが。

仮に今9月だとして、年内に6㎏。来年の春までには十分40㎏代に落とせますね。つらい食事制限も、自己嫌悪も必要ないんですね。
※カロリー制限したい人は、過去記事の「流動食ダイエットの話」を読んでいただくか、コメントで聞いてくださいね。

ついでに書くわけじゃないんですが、これ以上の速度での減量はお勧めしませんね。これまで自分がやってきた経験上、月に2~3kgを超えて落とすと、ポイント①のホメオスタシスが発動して、めっちゃリバウンドしやすくなったり、停滞期が来たりします。女性の場合は、生理不順やバストサイズのダウンやしわが増える(コラーゲン減衰)などの危険もあります。

何事もほどほどですね。


ポイント③:食事制限ではなく食品制限

食事制限はいけません。プロの栄養士の指導がないと、素人考えの食事制限はほぼ確実に、栄養失調になります。

サプリに頼らないでカロリーを抑えながら、必要な栄養素を完全に摂取するのはものすごく専門的な知識と、調理の手間がいります。まずは、楽しく今まで通り食事をとりながら、適切な量の運動をするほうがお手軽簡単なんですね。

ただし、

食べてはいけない食品というのがあるんですね。需要があるなら、もう少したくさん挙げますが、今回は三つだけ簡単に。

食品制限!食べてはいけない第一位!

〇菓子パン・調理パン
 カロリーと糖質の暴力です。圧倒的な炭水化物量と脂肪分の含有量。それでいて、身体の役に立つ栄養素はほぼない。塩もめちゃめちゃ練りこまれていて、百害あって一利なし。これを定期的に食べている限り、減量は成功しないといっても過言ではありません。
 しかし、減量中のクリームパンは犯罪的にうまい。

食品制限!食べてはいけない第二位!

〇清涼飲料水
 清涼飲料水は、実はそれ自体たいしてヤバいものではないんです。佐藤が山ほど入っているとはいえ、ほかのおやつを食べたりするのと比べて、優位にカロリーや糖分が多いわけではないんです。
 ではなぜいけないかというと、入っているのが液糖だから。なんです。
液糖というのは、ものすごく早く体に吸収されて、その時、体内に大量のインスリンというのが出るんです。この、インスリンは体の組織に栄養を取り込む大切な働きがあると同時に、人間の空腹感とも強い関係性があるんです。
 インスリンがたくさん出て、それが仕事を終えて血の中から減っていくとき、めちゃくちゃおなかが減ります。
 これは菓子パン調理パンについてもいえることですが、食べ終わって、あるいは飲み終わって一定時間がすると、胃が空になったからならないかの内に、すぐおなかが減ります。
 この作用が食欲を抑えないといけない減量中には大変相性がよろしくないんですね。

食品制限!食べてはいけない第三位!

〇牛乳
 世の中には牛乳ダイエットを唱える人がいますね。確かに正しい環境下であれば、上手に飲むのであれば、などの条件付けをすれば有用な食品なんです。
ただ、悩み相談などで飲んでらっしゃる方の理由はちょっと違うんですね。
「空腹を紛らわせるために飲んでもいいか?」「食事の時の吸収率を落とすために胃に膜が・・・」といったような、減量補助食品的に飲むんですね。
これはいけない。そもそも、牛乳って何のために牛が作っているかよく考えてみてください。
 牛が、自分の子供を大きくそして太らせるために栄養たっぷりの乳をだしているんですね。それ、飲んで痩せると思います?

 はっきり言いすぎかもしれませんが、はっきり言うと、減量に取り入れていると言っているほとんどの人は単純に摂取カロリーを増やしているだけです。

もちろん、好きで飲む分には構いませんし、これまで飲んできた人が飲み続けるのも全然オッケーです。ただ、ダイエットのために、プラスで飲むのは絶対にやめましょう。

まとめ

食事はそのまま、運動で一日500kcal消費。菓子パン・ジュースはやめましょう。

具体的にいろいろ相談したい方はご連絡ください。時間の許す限りは対応させていただきます。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す