乾燥収縮と単位水量の関係について解説

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今回も私のサービス
受講生よりどうしても間違えてしまう問題があるとのことで記憶を強固なものにするために解説させていただきます。

問題はこちらです。
コンクリートの乾燥収縮は、単位水量が小さくなるほど大きくなる
↑二級建築士構造平成30年No.21で出題されています。
今回の問題は不適当な選択肢ですので単位水量が小さくなるほど小さくなるが正解です。

建築士の試験では〇〇が大きく(小さく)なると、□□が大きく(小さく)なるという問題がたくさん出てきます。
ですからこういう問題が覚えにくいのは当然のことだと思います。

このような問題に対しては私は文字のイメージから大きくなるのか小さくなるのか思い出すという方法が良いかと考えています。

今回は比較的イメージのしやすい単語かなと思います。
乾燥収縮→乾燥して収縮してますね。このままの意味です(笑)

単位水量→何の単位なのか?と気になるところではありますがあまり気にしなくていいです。単純に水の量だと考えてください!

それではこの二つの語句の関係を頭の中で紐づけましょう!

今回は単位水量が小さくなると乾燥収縮はどうなるのかという問題ですね。

乾燥収縮するためにはまず何よりも乾燥するための水が必要です。
乾燥して収縮するので、既に乾燥しているのであれば収縮できません。

水の量が小さい=乾燥している=乾燥収縮は起こりにくい=乾燥収縮は小さくなるが正解です!

記憶を強固にするための余談ですが、昔水に入れると大きくなるおもちゃがあったことをご存知でしょうか?

もしくは最近ですと持ち運びに便利な水を垂らすと大きくなるおしぼりなどが売られていたりします。(写真はここに載せられないので検索してみてください!)

上記2点を乾燥収縮のイメージとして頭の中で紐づけてあげるとより効果的に覚えることができるかと思います。

今回の内容でわからないことがあったりもっと知りたいことがある方は最初に掲載したサービスにて提供しておりますので見ていただけますと幸いです。

今後も不定期に配信していきますのでフォローなどしていただけますと建築士に関する知識が身につくかと思います。
来年度受験の方、私と一緒に頑張りましょう!

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