自動化ツール作成依頼の極意!その3、その4

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こんにちわ。しゃあです。
ツールの依頼をスムーズに進める方法、少しでも安くするための方法、注意しなければいけないことブログ第二弾!!
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極意その3:条件、利用環境・ファイル構成は詳しく説明する!

ブログ002.jpg

例えばこんな作業
左のような縦の表を右のように横並びに転記するツールを依頼をするとします。

開発者としては次のような条件が気になります。

・コピー元は常にA列なのかどうか?
・コピー元は1行目から開始なのか?
・コピー元は連続してデータが記入されているのか?
・コピー先は常に1行目なのか?

これらは極意その2で説明したサンプルファイルを多く渡せば想像ができます。ただしサンプルファイルではわからないこともあります。

・コピー元ファイルとコピー先ファイルの保存フォルダは同じか?異なるか?
・ファイルは開かれている状態で処理したいのか?
 もしくは閉じた状態から自動で開き、コピー後に閉じたいのか?
・マクロはコピー元ファイルに実装するのか、コピー先に実装するのか?
 もしくは他のファイルに実装するのか?

こういった利用環境はサンプルファイルを見ただけではわかりません。
ですが、プログラムを作る上では非常に重要な情報になります。
どのような環境条件・ファイル配置で利用したいのか?
は必ず伝えるようにしましょう。

極意その4:作業時に指定したい項目は明確に!

先の例のように縦表を横表に転記すること自体は難しくありません。
Excelが多少使える方ならすぐにできるでしょう。
マクロの記録などを使えばプログラム化することもできるでしょう。
ただし・・・対象セルが決まっていれば!
です。
・コピー元のファイルが保存されているフォルダ
・ファイル名
・コピー元シート名
・コピー元列
・コピー元範囲(何行目までコピーするか?)

これらが常に固定なのか?たまに変更したいのか?毎回指定したいのか?
これはプログラムを組む上では大きな影響があります。

画像.jpg

実際のプログラムの量としては、このファイルやフォルダを選択するためのインターフェイスの項目に関わる部分のほうが多くなります。
ファイル名やフォルダ名を選択したいという要望は、事前にじっくりと考えてから依頼することでその後の工程がスムーズに進みます。

逆に言えば、環境条件や指定項目に関して、事前にわかりやすく質問したり提案できる開発者はスキルが高く、様々な業務対応経験が豊富と言えます。
一つの判断基準となるため、覚えておきましょう。

快適ツールで業務ストレスの撲滅を!(^^)/











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