難病発覚

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タイトルにありますが、これは私のことではなく私が介護をしている母のことです。
何年も前の話になりますが、少しでも同じ病気の方の参考になればと思い今回ブログに書いておこうと思いました。





まず、母の病名についてですが大きな括りで言うと膠原病の一種でANCA(アンカ)関連血管炎でした。
といってもすぐに病名が発覚したわけではありません。
2019年11月、元々脳内出血の後遺症及び脊柱管狭窄症で通院していました。
病院の際はせっかくなのでお買い物をしたり少し気分転換をしたりしていました。



ある頃から、母は帰宅するとえらい(鳥取弁でしんどい)からと帰宅後はすぐに横になって休むようになりました。
最初は私も、普段中々外に出る機会のない母なのでつかれるのだろうと思っていました。
しかし、段々と横になって休む時間が増え続けある日は買い物の途中に立ち止まって深呼吸のように大きく呼吸をして休みながら歩く姿を目にしました。
流石にこれはおかしい、と思い始めるようになりました。


しかし、本人に聞いてもただえらいとしか言わずどこがどのようにと言うのは本人にもわかっていなかったようです。
その他の症状として足のむくみ、頻尿がありましたがそれらは元々以前からあった症状なので判断材料にはならず、一体何科を受診すればいいかもわからず更にはちょうど日曜日だったこともあり正直途方に暮れました。
その時、一番信頼していた先生に相談したところ一度総合病院で検査を受けてみては?とのアドバイスを頂き、休日のため救急外来へ。




検温の結果、37度何分かの熱があり本人も驚いていました。
熱がある自覚は全くなかったようです。
更には血液検査の結果、白血球と炎症値が異常な数値を示しており追加でレントゲンを撮った結果、肺には大きな影が。
外来が整形外科の先生でしたが急遽内科の先生にも来て頂き入院することに。
私は一度帰宅し、入院の準備をしてから再び病院へ。
先生は肺がんを疑っていたようですが、検査の結果がんではなかったため肺炎の疑いとなったようです。



それまでは全く熱の自覚のなかった母ですが入院した日から高熱が続き、色々な薬を試したものの熱は下がらず、いつ様子を見に行ってもぐったりとしていて見ていて本当に心配でした。
その間も色々な検査や薬を試すものの、一向に回復する様子はありませんでした。
そんな状態のまま、一週間、二週間と時間だけが過ぎていきました。
もう、ほとんどの検査もし尽くしたある日全く関係のない腎臓の検査をすることになりその結果ようやく母の病名が発覚したのです。
病名が発覚してからの治療によりそれまでのぐったり感が嘘のように回復していきました。



しかしながら、約一ヶ月もほぼ寝たきりのような生活をしていた母の筋力はかなり落ちており、その後は点滴と服薬による治療に加え日常に戻るためのリハビリが始まりました。
結果、母が退院したのは2019年12月29日と年末でした。
結局丸々1ヶ月入院することになったのです。
実はそのとき、家には90歳目前の祖父もおり毎日病院に通いながら祖父の世話をして、お仕事にもいきながら家のこともしてととにかく多忙な1ヶ月でした。




退院後は何度か点滴に通院しましたが、その後は服薬のみで病状は落ち着いています。
とはいえ、年齢もあり毎日の健康チェックは欠かせず元々の持病などもあり介護は必要な状態です。
それでも、自宅療養まで回復して何年も悪化することなく生活できているのはあの時点で病院に連れて行くことができたからだと思っています。
もし万が一何か体調に不安があるようでしたら、皆さんも杞憂だと思わず受診して見てくださいね。
因みに、母の最初の症状を挙げると全身の倦怠感、頻尿、むくみ、後の発熱でした。
特に全身の倦怠感がひどく、どこかに痛みなどがあるわけではなかったようなので下手をするとそのまま見過ごしてしまいかねませんでした。
父もはっきり自分だったら病院に連れて行ってないと言っていました。
本当に、あの時アドバイスを下さった先生、病気を見つけてくださった先生、尽力してくださった皆様には本当に感謝です。





もちろん今後も通院は続きますし、一生付き合って行く気の抜けない病気です。
そんな母を介護しつつもお仕事も頑張って参りますので、是非ご依頼お待ちしています!























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