情報は古くなる!

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情報は古くなる!

プログラミングの世界でもビジネスの世界でも似ていますが、「流行り」という物があります。流行り廃りはある物で、流行っているやり方などでも、時間と共に新しいものや別の物に取って代わるのはよくある話です。

流行りの技術とは?
最新鋭の技術とは言えませんが、Web 開発で利用するフロントエンドのフレームワークは React や Vue といった物がよく使われています。 Angular などもありますが、現時点では概ね主流と言える技術です。

Web 開発を目指す場合には、React、Vue、Angular のいずれかを学習しておけば対応できる場合が多くなっています。 ある意味これらが「流行り」の技術と見ることができます。

廃れた技術とは?
廃れたと言うには少し極端ですが、主流から外れた技術というのも存在します。 まだまだ利用されている分野もありますが、例えば jQuery などは、現在では主流から外れています。 勿論、利用されている分野もあるので学習する意味はありますが、この技術を使用する件数は減少傾向にあります。

特に、jQuery を必要とする仕事をする場合以外では、React、Vue、Angular を学習した方が対応できる仕事が増えると考えられます。 それでも、少し前までは、jQuery は便利な仕組みの一つで、Javascript で直接 DOM 操作をするよりは便利な存在でした。

このように主役の座は、後から出てくる技術に取って代わるのは自然の流れになっています。

主流になるには?
では、どうしたら主流になれるかというのが気になる物です。

多くの場合は、主役になるものは利用者が多い場合が多くなります。 利用者が増えて、世の中の「標準」になると利用者が増えて主役になる場合が多いと思います。

これを上手くやった例が「Linux」です。

当初は、高嶺の花だった Unix を目指して開発した OS ですが、ソースコードを公開してオープンソースで開発を進めた結果、現在では世の中の OS の一角として支持されています。この開発に参加している人は物凄い数になっています。

つまり、主流になる一つの方法は仲間を増やして利用者を増やしていくという方法があります。

情報を独占するか共有するか
さてここで考えるのは、情報を独占するか共有するかという判断です。 「うまい仕組み」ならば自分達だけでその情報を独占して上手くやるというのも一つの方向性です。しかし、オープンソースの様に情報を共有して発展させる方法も一つの方向性です。

確かに、情報を公開してみんなが知ってしまうとその自分の「優位性」がなくなってしまう事も考えるので独占して優位に進めるというのは皆が考える事です。しかし、競争相手というのは必ず現れるものです。そうして、対抗する技術を作って対抗してくるものです。この競争によって技術が発展するのも事実ですが、競争に敗れると消えて行く運命になる場合もあります。

一方で、情報を共有すると仲間が増えてさらに発展する場合が沢山あります。つまり技術が進化するのです。

この様に、技術は時と共に変わって行きます。代わりながら発展する場合はその技術は残ります。しかし、競争に敗れたりすると衰退して消えて行く技術があります。

情報も変化して行くので、ある時点の情報は必ず古くなります。なので、常に新しい情報を仕入れて行かないとその情報はあまり役に立たない情報になってしまいます。つまり、情報にも「賞味期限」があります。

賞味期限があるわけですから、賞味期限内に上手く使うようにする必要があります。

賞味期限が過ぎてしまっては、価値がなくなってしまいます。賞味期限内に上手く情報を使う方法を考えるのはどうでしょうか? 役に立つ情報を共有することであなたの株が上がります。これが所謂「Win-Win」です。

まとめ
プログラミングなどは、新しい技術が次々に生まれています。 こうした役に立つ技術は独占したくなるものですが、情報は刻々変わって行きます。 また、多くの情報は賞味期限があります。賞味期限を過ぎた情報は「価値」がなくなってしまう場合も沢山さります。

どう情報を使うか考えた場合、賞味期限が切れる前に情報を共有するのも有効な情報の使い方です。

役に立つ情報を共有するとあなたに対する魅力も上がります。独占して優位に立つのも一つのやり方ですが、共有してその情報をみんなで利用して育てるのも一つの方法です!
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