「相続人の悲劇、税金による遺産の「消失」
真理とひろみが、法廷の中で憤慨の色を滲ませている。
相続税支払いについて真理とひろみ姉妹は拒否して国から訴えられたのだ。
論争が彼らの間で激化していた。
真理は、唇を引きしめ、言った。「この税金は何なの!私達がこれほどの財産
を築き上げ、そして失った愛する人々から相続したものを、なぜ政府が取り上
げるの!」
ひろみも言った。
「そうよ、私達はこの財産を一から苦労して築き上げたのよ。
愛する人々の努力と犠牲の上に成り立っているのに、それを取り上げるなんて
許せないわ!」
法廷は静まりかえり、その言葉が重く空間に漂った。
相続税の議論は常に感情を揺さぶるものだが、真理とひろみの憤りはまるで炎
のように燃えさかっていた。
「この相続税はただの国家権力による強奪です!。」真理は力強く叫んだ。
「私たちは一生懸命働いてこれらの財産を築き上げ、そして愛する人たちから
受け継いだものなのに、なぜ政府がそれを巻き上げる権利があるのですか!?
」
国家権力のやっている事は強盗そのものです。
国家が個人に対して相続税を盗ると言う正当な根拠も論拠も典拠も有りません
よ。
親が一生苦労して少しばかりの財産を子供が貰おうとしたら政府の言い分は
「遺産を貰う子供に対して、お前は親からお金を貰うんだよな、だから俺にも
よこせよ!と不良の恐喝と同じ。
何処に正当な根拠があるのよ!
即刻この相続税廃止を国会で決議しなさいよ!
言う事聞かなかったら裁判にかけて罪を着せる国家権力。
どう考えても相続税の正当性は無いわよ!。
政府に権力を与えているのは国民が言う事を聴くからでしょう?。
国民全員で言う事を聞かないならば国家権力なんて瞬間消滅するのよ!。
真理とひろみは怒りに燃え、声は堂々とした抗議に満ちていた。
消費税もゼロにしてよ!。
物にお金を出して買っているのに何故商品代とは別口で税金を払わなければな
らないの?何の根拠で?
公務員は国民の公僕ですと明記しているけど、それは国民を黙らせるザレゴト
でしょう。
心では国民が公務員の公僕と思っているくせに。
真理とひろみは怒りに燃え、声は堂々とした抗議に満ちていた。
その言葉は裁判所法廷内で響き渡り国民の間での相続税への抗議が高まる事を
祈っていた。
真理とひろみから一言最後まで読んでくれて有難う(^^♪
三東周矢