プログラマの時短に関して

記事
IT・テクノロジー
おはようございます、こんにちは、こんばんは。

プログラムで仕事が時短出来るかと、
子どもから聞かれたのでこちらでもお話したいと思います。

率直に言いますと、以下の様になります。
各項目については下で個別に解説付けます。

・プログラマは時短出来ない
・SE(システムエンジニア)は時短出来ない
・事務などのデスクワークは時短出来る
・マンパワー系もものによっては時短出来る

と、言った感じでしょうか。
では、各項目別に解説していきます。

・プログラマは時短出来ない

 正確には時短は出来ますが、
 その時短は考えられた上で仕事を割り振られていますので、
 その時短を行わずに時間がかかると効率が悪い人になります。

 プログラマは時間や日数ベースで予算が取られます。
 プログラマの中にも早い人もいれば遅い人も居ますので、
 あくまでもその会社内の基準によります。
 「会社内の基準より算出されたシステムを作るのにかかる時間」
 以内にプログラムを作る事が必要になります。

 効率が良い人やスピートが早い人ほどある程度お決まりのものを、
 ライブラリ化などを行い、よく使うものはコピペで終わる様にしています。
 なので早いし効率も良いし、バグも発生しにくいです。
 1から書くとテストも必要になるし、バグの発生率も上がります。

 時短とは関係無くなってしまいますが、
 色々な会社にスーパープログラマーと言われる様な人がいます。
 その人たちは「会社内の基準」には当てはまりません。
 テスト含め3週間(15人日)の仕事を残業せず5日で終わらせたりします。
 もちろん、彼らの仕事は上司の許可が出るまでは、
 クライアント(お客さん)が見られる状態にはならず、
 残りの10日は別案件を進めていきます。

・SE(システムエンジニア)は時短出来ない

 プログラムの設計図を書く事や、
 クライアントとのヒアリングがありますので、
 時短出来れば楽ですが出来ません。

・事務などのデスクワークは時短出来る

 これは出来ると言っていいものかどうか悩むレベルですが、
 基本的に事務作業はほぼシステムに置き換えられますので、
 プログラム化するとほぼ全ての作業が時短出来ます。

 基本的にプログラムで作られるシステムは、
 「人間がやってきた事のプログラム化」
 なので、時短出来て当たり前です。

・マンパワー系もものによっては時短出来る

 ものによってはと敢えて書きましたが、
 考え方ややり方を変えてプログラムまではいかずとも、
 データから導き出すだけで時短出来るものが多いです。

 今では色々なものがデータ化されていますので、
 例えばスーパーの陳列棚の整頓にしても、
 1.レジを通った商品数(会計された数)
 2.納品された商品数
 は、大きな店舗であればデータ化されているはずです。
 不透明なデータ化出来ないものとすれば、
 A.お客さんの数とそれぞれのカゴの中身
 B.賞味期限の遅いものを取ったかどうか
 など、店舗の中の状況くらいではないでしょうか。

 それらのデータから導き出せる事はかなり多いです。
 1.補充すべき商品
 2.在庫が多い商品
 3.賞味期限が迫った商品が多い可能性のある商品
 4.各時間帯別の売れ筋商品
 などなど、例を挙げていくとキリが無いほど出てきます。

 例えでスーパーにしましたが、
 他にもデータ分析などから効率化出来るものは多くあります。

今回はプログラムによる時短に関して書いてみました。
マンパワーに関しては色々な意見などあると思いますが、
非効率な事が多く見られるのも事実です。

Youtuberをしているプログラマの方を見せられましたが、
「ん~、設計段階でダメだからこの人はプログラマ止まりなんだよ」
と軽く説明したのですが、子どもには伝わりませんでした(汗
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す