IPv6とポート開放

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IT・テクノロジー
おはようございます、こんにちは、こんばんは。

現在、ココナラでのサービス提供は行っておりませんが、
ブログだけでもと思い、久しぶりにアクセス致しました。
今回は題名通りIPv6でのポート開放についてです。
#追記、PS4、ニンテンドースイッチ共にIPv6でも問題無く動いてます

まず、現在サービス提供休止に当たり、
私のサービスをご利用頂いていて、
キャンセルに応じてくださった方に心よりお礼申し上げます。

では、本題に入りますが、前提条件がありますので、
こちらに該当しない方はお手数ですが別のココナラサービス提供者様、
もしくは別サイトなどにて基礎的な知識を付けてからご覧ください。
サービスは休止しておりますので、
ご質問などにはお答えできませんのでご了承ください。

【前提条件】

・自宅などにあるルーターの設定画面が操作出来る
・IPv6を利用している

上記前提条件が分かる方向けに書いていきます。

1.IPv6によるポート開放は難しい?

 IPv6でのポート開放は難しいと言われておりますが、
 鯖主(ゲームのサーバーを自宅で利用する方)などには必要不可欠です。
 実はそんなに難しくありませんし、
 私は現在IPv6ですがポート開放出来ております。
 難しい文章や間違った方法が書かれていたりが多いので、
 せっかくココナラブログがあるので簡単にまとめたいと思います。
 転載などご自由にしてくださって結構ですが、
 転載する際にはココナラさんのリンクくらいは付けてあげてください。

2.IPv6で開放出来るポート

 すごく簡単に言いますと、
 IPv6方式でもIPv4アドレスはあります。
 「IP確認」
 で検索するとIPを確認出来るサイトが出てきますので、
 そちらで確認するとIPv4アドレスが表示されます。
 ただ、IPv6ではIPv4アドレスを複数の人が使い、
使えるポートは限定されます。

 実は自分に割り振られたIPv6アドレスより計算可能です。
 IPv6アドレスの定義などに関しては省きますが、
 1234:567:890a:bcde:f123:4567:890a:bcde
 の様なIPv6アドレスが割り振られています。
 この:で区切られた4つ目の値より計算出来ます。

 上記IPv6アドレスだとすると、
 1234:567:890a:bcde:f123:4567:890a:bcde
 の太字にした:で区切られた4つめの頭2つの値より計算します。

 IPv6ですと、開けられるポートは以下の様に計算します。
 1bc0 ~ 1bcf
 と、前と後ろに16進数の範囲を1桁足したものにします。
 上記の1bc0~1bcfの間は使えるポート番号を示しています。
 ですが、このままですと16進数なのでこれを10進数に変換します。

 16進数から10進数への変換はリンクが張れませんが、
 hogehoge.tk/tool/number.html
 の様なサイトや、「16進数 10進数 変換」などで検索してください。

1bc010進数に変換すると、7104になります。
 16進数の範囲は使えますので、
7104 ~ 7119
 の範囲はポートが割り振られている事になります。
 ポートが足りない方は頭に付ける値を16進数で進めてください。

3.ポート開放をしてアクセスしてもらうには

 上記で使えるポートは分かりましたので、
 次は鯖(サーバー)などの設定を行いますが、
 ゲームなどによって違いますので、
 鯖起動ツールがあるものは範囲内の値を入れてください。
 ARKなら7777を7104、27015を7105や、
 Minecraftなら25565を7104にすれば大丈夫です。
 忘れがちなのがWindowsのファイアーウォールの受信ですので、
 そちらも忘れずにポート開放を行いましょう。

 それでは、友達などにアクセスしてもらうアドレスですが、
 「IP確認」などで検索するとグローバルIPv4アドレスが表示されます。
 ここでは12.345.678.9にします。
 上記のARKやMinecraftであれば、
 ARKは27015ポートがアクセス先になるので、
 12.345.678.9:7105
 にアクセスしてもらってください。
 グローバルIPに:を付けてポート番号を指定するだけです。
 Minecraftも同様に、
 12.345.678.9:7104
 と、ポート番号を付けてもらってください。

4.ルーターのポート開放も忘れずに

 上記で、Windows PCのポート開放は出来ますが、
 ルーターの開放も忘れずに行ってください。
 大体「詳細設定のNAT転送やポート転送」にあります。

5.進数(おまけ)

 なじみの無い方にはなじみがないと思いますが、
 インターネットやシステム関連ではよく使います。
 主には、2進数、8進数、10進数、16進数です。
 今回は16進数が使われていました。
 それぞれ簡単に言うと1桁で扱う数です。
 2進数なら1桁に2つで、0か1。
 8進数なら0~7。
 10進数は皆さんが日頃から使っている0~9。
 16進数は0~Fとなります。
 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,a,b,c,d,e,f
 1桁で16の段階が扱えます。
 日時や月などはある意味12進数ですね。

今回はIPv6におけるポート開放の方法を簡単にまとめました。
では、また何かあったらちょくちょくブログくらいはと思っております。
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