インターリービング練習のデメリット!それは直感に反するということ!

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昨日はインターリービング練習はあらゆる学習に適しているよという記事を書きました。

ただ、どんなものでもデメリットもあります。

今回はそれを紹介しながら対策について書いていきます。

インターリービング練習よりブロック練習の方が良く感じてしまう!?

ウィリアムズ・カレッジのネイト・コーネルたちの研究では、80%の学生たちがインターリービング練習(多様性練習)よりブロック練習(1つのことだけを練習すること)の方が良く学べたと答えた。

ところが、80%の学生の成績はインターリービング練習をした時の方が良かった。

いろいろやっていると学習したという感覚が薄らいでしまうのでしょうかね。

ですが、ある程度練習をすれば効果が見えてきます。

困難を乗り越える練習をすれば!?

カールスルーエ音楽大学のマーク・バンガートたちは、ピアニストたちに、左手でピアノを大きく音飛びするように訓練してもらった。

目標距離のパフォーマンスは、190回(30分くらい)のトレーニングの前後にテストされました。

1つのグループ(FIX)は目標間隔のみ、5分1秒の間に15の鍵盤を飛び越えた音を引き続けていくという練習してもらった。

他のグループ(VAR)は、ターゲットを含む4つの異なる間隔、8、12、15、20、22の鍵盤を飛び越えるでインターリービング練習を受けてもらった。

その結果、VARグループでは、翌日に大きな改善が見られた。

FIXグループとは対照的に、VARグループは、ベースラインと比較してトレーニング後の鍵盤を弾く速度(15の鍵盤を飛び越えて弾くこと)が有意に速く、正確で安定していた。

つまり、ゲームで言えばレベルを上げていくような感じですかね。

最初は簡単なところから始め、徐々に難しくしていき、最後はすごい難しいことを練習すれば、当然15回なんてそれに比べれば楽生だって思えるから、成績が良かったのではないでしょうか。

そして、これは運動だろうが学習だろうが、インターリービング練習によって
適切な方法で問題に対する適応能力が高まりります。

専門家の中でも優れているのは、まずそれがどんな問題なのかについて深く考え、次にその問題に適した戦略をとるようです。

ちょっと一言

これは1つのインターリービング練習のやりかたです。

別に回数を変えることだけが全てではありません。

違った曲を弾いてみるとか、違う楽器を弾いてみるとかもありだと思います。

また、全然違った分野を勉強したり遊んだりすることも有効かなと思います。

まぁ、どこまで広げていいかはわかりませんが。

ですが、部活を一生懸命やったり遊んだりしている奴がどういうわけだか成績も良かったりっていうことがあったかもしれません。

多分、こういうことが言えるような気がします。

もちろん、マルチタスクはいけませんが、色んなことに挑戦していくと相乗効果でいろんな能力が同時に伸びていくのかもしれません。

ですので、1日に目標を3つくらい目標をたてて、20~30分に1つのタスクを
集中して取り組んでみてはどうでしょうか。

例えばですが。

参考文献
Learning Concepts and Categories Is Spacing the “Enemy of Induction”?
When less of the same is more: Benefits of variability of practice

Categorization and Representation of Physics Problems by Experts and Novices

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