旅先での神社参拝で気をつけたいこと

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コラム
旅先などで、たまたま目についた神社やパワースポットを訪れることもあるかと思います。

中には、神社のように見えても実は神社ではなかったり、また、その地元の人達が信仰の対象としている祠のようなものだったりします。

「せっかくここまで来たのだから、よく分からないけどとりあえずお参りだけしとくか」
と思うことがあるかもしれません。

しかし、あまり気が進まないようなときは参拝を控えた方がいいでしょう。

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ご利益だけを求める思いで参拝した結果、よからぬものを引き寄せてしまい、後から怖い思いをすることもありますので注意しましょう。

何の違和感も感じないところでしたらかまいませんが、少しでも躊躇するようなときは「さわらぬ神に祟りなし」でいくと良いでしょう。

旅先で目についた神社や聖地に片っ端からお願いをして回るという、軽々しいパワースポット巡りはあまり良いご縁が生まれません。

それよりも一か所ずつ、丁寧にお参りされる方が神様もきちんと向き合ってくれます。


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最近は減ったように思いますが、御朱印をスタンプラリーのように考えていて、ろくに参拝もせずに社務所で御朱印をもらったら、「はい次!」といった具合に神社をハシゴするような方もいらっしゃいます。

これでは何のための神社参拝なのかと思います。



ここ何日か、参拝前に御祭神について知っておきましょうという話題を取り上げてきましたが、神社の神職さんが参拝者からの質問で一番がっかりするのは、「この神社はどんな神様が祀られているんですか?」と聞かれたときだそうです。

「え?あなたは知らないでお参りにいらっしゃったんですか・・・?」という神職さんの心の声が聞こえてきそうです(笑)

そんな質問にがっかりされる方ほど、真剣に神様に祈りを捧げている神職さんだと思いませんか。


初対面の人のお宅へお邪魔するのに、誰の家かも知らずに訪問する人はいないと思います。

同じように御祭神を知った上で参拝することは、やはり神様に対する礼儀の一つと考えても良いかもしれません。



そして、旅先だったとしても、神社に参拝する際は観光気分で浮ついた気持ではなく、しっかりと神様に向き合う気持で参拝しましょう。

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神様には全てがお見通しです。

いくら日本全国のパワースポット巡りをしても、感謝や畏敬の念のない祈りは、神様には届きづらいように思います。

どの神社へ伺ったときも、日常の自分自身を省みて、引き締まった気持ちで参拝したいですね。


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