こんにちは。元航空自衛官の熊埜御堂(くまのみどう)です。(空曹)
航空祭はコロナの影響でほとんど、行われない一年になりました。
特に昨年のファントム引退後、航空自衛隊は大きく部隊編成を変えています。
F-35というアメルか軍でも使用しているステルス戦闘機が主力になるようです。
日本に戦闘機を抱える飛行隊は全部で12個ありますが、これをもう一つ増やして13個の飛行隊にする予定なのです。
航空祭などでも戦闘機を見ることはできますよね。
家族や恋人とコロナ騒動が落ち着いたころに見に行くと感動ものですよ。
(*^^)v
さて、本題のファントムですが、自衛隊の防空を担う戦闘機として配備されていたのです。
オジロワシのマークは北海道に生息するタカ科の一種で北海道のみしか生息していないのです。
つまりは北海道での防空が当初の任務だったのです。
その後、読者さまもご存じのようにF-15イーグルに防空の任務が移り、ファントムは偵察機として活躍します。
世界で最も人気のある戦闘機でもあります。
それは世界で約5000機も生産されたことでも明らかですね。
ちなみに映画「トップガン」のF-14トムキャットの生産数はおよそ数百機程度なのでその違いは明らかです。
そんなファントムですが、昨年、3月2日に引退しています。
302飛行隊にちなんでの日にちです。
「本当によく頑張ってくれた。」
「ファントム、ありがとう!」
心からお礼を言いたいです。
戦闘機には夢やロマンが詰まっています。
そんな夢は子供たちの間でもプラモデルやラジコンなどのおもちゃで私達の心の中に生きているのです。
防空、そして国防、そういうことを考えるきっかけになれば幸いです。
最後までご覧いただいて、いつもありがとうございます。
元航空自衛官の熊埜御堂(空曹)