障害者就労支援施設で勤務した元生活支援員のお話 2

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こんばんは。

前回、利用者さんの性格について覚えてくださいと言われたことのお話をしようと思ってて、中途半端になってましたね。
食堂での見守り方法についてお話ししました。

施設の通所から退所までの流れの中で
利用者さんには、各自のルーティーンみたいなのがあるというのを知りました。
例えば、外に出るためにはこれこれを必ずしてとか、食堂と作業室を行ったり来たりしてそれから次の行動に移るとか、ルーティーンになっている行動があったりします。いつまでも同じ行動を繰り返していると、まず今している行動を終わりだよっていうのを分かってもらい、次の行動を示すことが必要になってきます。
よく使っていたのは、「おしまい」という言葉です。なぜやめてくれないんだろう、どうしたら次に進めるんだろうって思ったりもしたけど、他の職員やご家族からの連絡帳を見せていただき、学ばせていただいたこともありました。どんな言葉を使ったら目の前の利用者さんに納得していただいて次の行動に移ることができるのかなど、そんなことを考えていました。

緊張続いたり、心が落ち着かなくなってくると手の仕草が増える方もいましたし、お手洗いに行くのにいつもはどこに行くのか伝えて出てくれるのに、無言で急に出ていったら何か不穏な状態になっていたりすることも分かりました。特定の言葉を発することが、シグナルになっている方もおられました。

〇ちょっと、一息
ご自分の中でルーティーンになっていそうなことや、不安な時や落ち着かなくなってくる時何か、癖になっていそうなことはないでしょうか?
相手を見て、自分のことも点検するとなるほど~って思う所も見つけられることがありますよ。
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