初めてのライブに挑戦しよう

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コラム
今回は、ライブへの取り組み方について考えて参りましょう。収録ならまだしもライブでお話しするのはちょっと怖い、という人も多いのではないでしょうか。私自身、最初の5ヶ月間、ライブはしませんでした。生でフリートークすることに自信がなかったんです。今はライブ慣れしている私ですが、最初はそれぐらいライブに対して苦手意識がありました。

では、いよいよライブに挑戦しようと思った時に、どうすれば最初の一歩を踏み出せるでしょうか。まずはライブを行うメリットを説明しておきましょう。ライブに挑戦することで、新しい配信者やリスナーさんと巡り合うことができます。ライブにしか顔を出さない方々もいらっしゃいますので、ライブを開催しなければ出会えないということがあるんです。また、すでに仲の良いフォロワーさんとさらにお近づきになれる場所でもあります。ライブではリアルタイムで双方向のやりとりができますので、フォロワーさんと仲良くなれる可能性が高くなります。また、普段の配信ではできない話ができてしまうので、その生身の人間性によって、よりあなたのことを好きな人が誕生しやすくなります。これ以上にメリットがあるかもしれませんが、うまくできるかわからないからという理由で一歩踏み出せないんだとしたら、ライブをしないのはかなりもったいないと言えるでしょう。

私自身、今年の2月14日に定期ライブ「押忍!ゴリライブ」を初めて、単独ライブを30回以上放送しましたが、最初は全然下手くそで、ぎこちない進行しかできませんでした。今はかなり自由に思い通りの進行ができるようになっています。もちろん下手くそだった一回目があるからこそ、今の自分があることは間違いありません。当然ですが、初めから上手くできることなんて、ないんです。何度も挑戦するから、腕が上がるのです。

それでは、初ライブに挑戦するための手順についてお話ししましょう。まず、一番大事なことは、何人かのライブに何度も参加すると言うこと。ライブのしきたり、ライブでの振る舞い方、リスナーとのやり取り、などについて、多くのライブに参加することで、自然にそれらを学ぶことができます。例えば、よくある絵文字の使い方を間違うと、多く人が混乱します。時と場合に合わせた絵文字のやりとりなど、ライブでの常識を学びましょう。

次に、告知です。初ライブをするときは必ず、告知をしてください。私なんかのライブに告知なんて、と謙遜すると、10分間誰も来ない、なんてこともざらにあります。あなたを応援したい人からすれば、教えてくれていれば行ったのに、という事態になりかねません。これでは、謙遜したせいで、かえって失礼になってしまいます。

そのかわり、あなたのリスナーがどの曜日、何時なら来やすいかは一応想像しておいて下さい。その中で、一番あなたにとって発信しやすい曜日と時間を選びましょう。告知の方法は、通常の収録配信でするのが手っ取り早いと思います。少なくとも3日間くらいの余裕を持ってライブの告知をしましょう。またファンに対しては直接TwitterなどのDMで知らせておくことも有効です。ちなみに私はこの方法で、初回のライブに、25分で64人のリスナーに聞きに来ていただけました。

次にクオリティの面を考えます。当然ですが、最初は下手で当たり前です。そのとき、そのときのベストパフォーマンスを出すしかありません。そのためにも構成と尺を考えておきましょう。どの話を何分間して、全体的には何分で終わるということをざっくり決めておきます。構成がしっかりしていて、終わる時間が明確だと、リスナーは安心して聞いてくれます。逆にここが緩いと参加者としては話を聞きにくく、ライブから出にくいという現象が起きます。ライブなので予定していた通りにならないことも多いと思いますが、一応準備として構成と尺は考えておいてください。

もう1つ、私が最初から気をつけていたことがあります。それは完全にアドリブのゾーンを作って、そこで自分のアドリブ力を鍛えると言うことです。アドリブで話すのはテクニックが入りますが、それ以上に慣れが必要です。私自身も、何度もライブをやるうちに、余裕が出てきたことで、アドリブに対する恐怖感は無くなって来ました。アドリブから逃げていては、いつまでもアドリブが上手くなりません。ライブに挑戦する以上は、下手でもいいのでアドリブに挑戦しましょう。

また自分のライブをアーカイブして、必ず聞き直してください。自分で聞き直すことでいろんなことに気がつきます。すぐ聞いてもそうですが、何回も経験を積んだ後に聞くと、もっといろんなことに気がつきます。きちんとコメントを拾ってないなとか、思わず言わなくていいことを言っているなとか、BGMの音量が小さすぎる大きすぎる、SEのタイミングが悪い、などなど、ダメ出しし放題です。この時の批判力をつけるためにも、人のライブに何度も入っておきましょう。

それでは振り返ります。

1、人のライブに参加する
2、ライブの前に告知する
3、構成と尺を考えておく
4、アドリブの練習をする
5、自分のライブを聞き直す

始める前はいろいろと不安ですが、そんな不安はやり始めてみればなんてことがないことばかりです。しっかり準備をした上で、初ライブに挑戦してみましょう。

ゴリアスポイント!
ライブはやった方がいい、というのが、音声配信を約15ヶ月以上やってきて思うことです。そしてどうせ挑戦するなら、遅いより早い方がいい。なぜなら頑張ったら頑張った分だけ、成長できるからです。うまくできないことは恥ずかしいことではなく、挑戦しないことが恥ずかしいことなんです。ならば全力で挑戦して、失敗したら失敗したで、また次に挑戦すればいい。ぜひ勇気の一歩を踏み出しましょう。



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