願いを叶える為にイメージングは非常に重要ですが、よくこんなご相談を頂きます。
毎晩願いの叶った情景をイメージングをしてはいるけど、どうも私はイメージングが苦手でリアリティーが感じられない…
イメージングが難しく感じるのは、例えば寝る前などの「何もない状態」からイメージだけでワクワクや幸福感の感じられるほどのリアリティーを感じ取ろうとするのが原因です。
もちろんそれが出来るに越したことは無いのですが、人によってはなかなか難しいことでしょう。
ならば「逆転の発想」で順序を逆にしましょう。
イメージング ⇒ リアリティー ではなくて
リアリティー ⇒ イメージング の順序です。
例えば、願いを「素敵な異性と結ばれること」としましょうか。
イメージングは「幸せな結婚生活」のシーンとしましょう。
まず最初に「今」五感で感じているものに意識を向けます。
例えば食事をしているとしたら、料理の見た目、味や匂い、食感、椅子に座っている感覚、聴こえてくる音等、先にリアリティーを感じてから、すぐ傍に未来のパートナーの存在を感じましょう。
最初はぼんやりでもかまいません。
とにかくまず先に現実に体験している「五感」を感じながら、後からそこに「理想のイメージ」を重ねることで、身体全体でリアルタイムに「体感」します。
ワクワクや幸福感については、今は特に「頑張って」感じようとする必要はありません。
ワクワクは自然と感じた時だけ味わえば良いでしょう。
実際、願いが叶った直後であれば「幸せの絶頂」を感じるかと思いますが、そればかりをイメージし続けるのは返って難しいものですよね。
ここで焦点を合わせるのは、更にその先の「幸せな結婚生活」=「幸せではあるけれど平穏な日常」のシーンです。
どんなに好きな相手と結ばれたとしても、いつまでもウキウキワクワクが続くというのもあまり現実味がありません。
幸せを感じながらも、いずれ心は落ち着いてくるものですよね。
ここでイメージするのは、そんな何気ない日常のひとコマです。
どうか難しく考えないでくださいね。
毎回全ての五感を感じ取る必要もありません。
その時感じやすい部分だけでOKです。
部屋でテレビを観る等、ゆったりとくつろいでいる時。
心地良くリラックスした身体全体の姿勢、テレビの音声、エアコンの風等を感じながら、すぐ傍に未来のパートナーの存在を感じてみる。
ただ黙って一緒にテレビを観ている。
そんな「幸福感」や「安心感」を静かに感じながら、その幸せなひと時に浸りましょう。
夜眠る時、すぐにパートナーをイメージするのではなくて、まず先に布団の肌ざわりと心地良さをたっぷりと味わってから、その感覚(リアリティー)の中でパートナーの存在を感じましょう。
こうして「今」実際に体験している「現実」を基準として、そこに「理想のイメージを重ねる」という順序で行ってみてください。
「何もない状態」からイメージを膨らますよりも遥かに簡単にリアリティーのあるイメージングが出来ていることに気づくでしょう。
こんな風に、食事の時も、部屋でくつろいでいる時も、夜寝る時も、外を歩いている時も、やろうと思えば仕事中でさえもパートナーの存在を感じることが出来ます。
「何もない状態」からのイメージングと違ってある程度シーンは限定されますが、その代わりに日常の全てをリアリティーのある「イメージングのワンシーン」にすることが出来ますよね。
それによって、普段から「恋人の欲しい人」としてではなく、自信に満ち溢れた「既にパートナの居る人」としての波動に包まれることとなります。
そして、実際にその波動に相応しい現実を引き寄せることとなるでしょう。
以上、あくまでも一例です。
もちろんどんな願い事にも応用できます。
イメージングに苦手意識がある人は
是非この方法を試してみてくださいね(^^)
ジブリー