お世話になっております、mnm666です。
ココナラブログで「ココナラで初めて依頼をする方へ」という記事をちょこちょこ書かせていただいています。
これまで「制作依頼から納品までの流れ」「デザインイメージとヒアリング」について触れてきたのですが…
最近ご依頼いただいたお客さまより「原稿データの支給ってなに?」「原稿ってどうやって用意するの?」というお問い合わせをいただいたので、原稿データの中でもにテキストの用意について触れてみたいと思います。
[はじめに]原稿について
デザイナーさんへ制作を依頼する上で、「原稿の準備をお願いします」「原稿を指定の形式で送ってください」などをよく目にするかと思います。
ここでいう原稿というのは…
・テキスト
・画像などの素材
などの制作物に必要な素材です。
ココナラでデザイン制作を行う場合、お客さまに準備してもらうことが多いです。
素材では、「ロゴデザイン」「QRコード」「地図」「イラスト」など記載する必要がある場合は支給を求められますし、中には「ラフ案」をお願いするデザイナーさんや制作会社さんもいらっしゃいます。
※素材については別の記事で紹介していきますので、割愛します!
[666でのデータについて]
▷原 稿:テキスト・文字データ
制作物に記載が必要となるテキスト・文字データを指します。
必ずコピー&ペースト可能なデジタルデータでご用意ください。
また原稿作成はできかねますので事前準備をお願いしております。
▷素 材:画像・イラスト・ロゴ・QR・地図など
テキストデータ以外のデータを指します。記載が必要な場合、支給していただきます。
666では、地図・QRを有料オプションにて制作することも可能です。
[1.]原稿(テキスト)を準備する
テキストを準備する方法は、人それぞれやりやすいと思う作り方があると思いますが、666では以下のような方法をお勧め・ご案内しています。
[原稿準備のオススメ方法]
▷Word・Pagesなど文書ソフトを使って書き起こす
▷見出し・装飾を使って内容をまとめていく
▷データはPDFデータにして送る
では、この3つのポイントについて参考として、書き起こした原稿を資料にしながら解説していきます。
▷Word・Pagesなど文書ソフトを使って書き起こす
テキストの書き方としてオススメの方法は「文書ソフトで文字を書き起こす」。
WindowsであればWord、Macであればpagesがありますので、これらの文書ソフトで原稿を書き出していくのがいいと思います。
書き起こした原稿1
書き起こした原稿には、掲載してほしいテキスト内容とデザインについての希望を書き出しています。
テキストを用意する上で「掲載してほしいテキスト」は必須ですが、補足として「ここはこうしてほしい」などのデザインの要望なんかも書いてあると、依頼前の相談で概要を伝えるのに、資料を1つ送るだけで共有することもできたりします。
▷見出し・装飾を使って内容をまとめていく
先程の文書ソフトで書き起こした原稿には「テキスト内容」と「デザインの要望」が書いてありましたが、皆さんは「どこからどこまでがテキスト」で「どこがデザインの要望」なのかわかりましたか?
ボリューム的にはそこまで多くないので、画像の内容を読まれた方もいっしゃるかもしれませんが、読み辛く、読まずに流してしまった方もいらっしゃるかもしれません。
では、以下のような原稿データはいかがでしょう。
書き起こした原稿2
こちらの原稿では、掲載内容毎に改行を加えたり、見出しを太くして装飾をつけています。またデザインの要望がある部分には色をつけて指示を書いています。
わたし自身は原稿を書き出しているので内容を把握していますが、全く内容をわかっていない方だと先程の原稿1から一目で把握するのは難しいと思います。しかし、原稿2なら「原稿のタイムスケジュールについての要望」と言われても、すぐに見返せるのではないでしょうか。
また「制作前の原稿を整える必要があるのか?」と思われる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、メッセージやメールでのやりとりが多い場合は、確認を行うのにもなかなかの手間がかかってしまいます。遠隔でのやりとりはなるべくわかりやすいデータにしておくことをオススメします。
ただし装飾が多いとかえって分かりにくいので、要点を抑えた原稿がいいと思います。
[原稿のまとめ方POINT]
▷内容毎に改行をつけて読みやすくする
▷文字の太さや色を効果的に使い、わかりやすくまとめる
▷表・裏や複数ページがある場合
「どこからどこまでが〜」とわかるように指示を入れておくとよりわかりやすくなる
▷修正依頼にも応用できる
▷データはPDFデータにして送る
文書ソフトを使って作成したデータはソフトによって、データ形式が異なります。WindowsであればWordの「.doc」や「.docx」、MacであればPagesの「.pages」。
実はこの文書ソフトのデータは、機種やOSによっては正しく開いて見ることができないということがあります。
特に「.pages というファイルがWordで開けなかった…」と言う経験をされた方も少なくないかもしれません。
作業環境などは会社・個人で変わってきますので、データのトラブルというのは付き物ですが、PDFであれば概ね解決することができます!
PDFは、ほとんどの文書ソフトから書き出しが可能で、機種やOSを選ぶことなく閲覧できます。先程の[▷見出し・装飾を使って内容をまとめていく]でご紹介したような装飾・色や図形・写真が入ったラフ案なども崩すことなく共有可能です。またココナラアプリでも開いて見ることができます。
[PDFのいいところ]
▷WordやPagesからでも作成可能
▷機種やOSを選ばず、ほとんどの端末で閲覧可能
▷装飾や図形などもそのまま反映して送れる
▷ココナラアプリからでも閲覧できる
[2.]なぜ文書ソフトで作って送らないといけないのか
原稿準備の手順についてブワッとご紹介しましたが、中には「PCが使えない場合は?」「メッセージじゃダメなの?」「紙に書いたやつはダメなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
今回ご紹介したのはあくまでもオススメの方法。人それぞれ環境もやり方み異なりますので、必ずしも正解というわけではありません!
ただ、デザイン制作の多くはIllustratorなどのグラフィックソフトを使い、PCで作業をしていますので、原稿をデジタルデータ(コピー&ペースト可能なデータ)での用意をお願いされることが多いと思います。
また後から見返す際にも、メッセージやメールを遡るより、データを開く方が簡単なので、なるべくであれば文書ソフトでデジタルデータを用意しておくのが良いと思います。
[PC・文書ソフトが無い場合]
▷スマートフォンのアプリを使う
▷Google ドキュメントなど無料ツールを使う
→デメリット
▶︎会員登録やアプリ課金が必要になることもある
▶︎機種やOSによって対応していないこともある
[ココナラのメッセージの場合]
▷バナー画像など制作のボリュームが少ないものには有効
▷修正などちょっとした変更指示に有効
→デメリット
▶︎パンフレット制作などボリュームが多いものには不向き
▶︎原稿部分とそうでない部分をきちんと分ける必要がある
[手書きなどアナログの場合]
▷文書ソフトを使わなくても良い
▷カメラで撮影・スキャンするだけで送れる
→デメリット
▶︎書き起こしの費用が発生する場合がある
▶︎不鮮明な場合、読み取れることができない
最後に
いかがでしたか。今回は原稿の準備についてご紹介してみました。
記事の中でも書いてきましたが、紹介した方法は正解ではありません。
デザイナーさんによって変わってきますし、中には、スキャンや写真データから文字の書き起こしを行ってくれる方もいらっしゃいますので、事前に相談してやりやす方法を見つけてみるのも手だと思います。
こうした記事は定期的の更新していきますので、ぜひ初めてデザイン制作を依頼したいと考えている方に見ていただけたらと思っています。
過去のブログ記事などもご参考にご覧ください。
次回は、冒頭でもご紹介した素材データについて書いていきます。それでは失礼いたします!
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