映画「騙し絵の牙」を観た

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小説
【ネタバレの可能性あり】
舞台は大手出版社「薫風社」。かねてからの出版不況に加えて創業一族の社長が急逝、次期社長をめぐって権力争いが勃発する。改革派の急先鋒・東松(佐藤浩市)の指揮により、売り上げの乏しい雑誌は次々と廃刊のピンチに。カルチャー雑誌「トリニティ」も例外ではなく、新任の編集長・速水(大泉)も窮地に立たされていた。だが、一見頼りなく見えるこの男、実は笑顔の裏にとんでもない「牙」を秘めていた。嘘、裏切り、リーク、告発——。クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野(松岡茉優)を巻き込んだ速水は起死回生の一手に打って出る。(シネマトゥデイより)
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ポスターといい、あおりといい、主演が大泉洋――といい、なんか食指が動かないなあ的な見た目だったんですが、そこはサブスク配信のいいところ、「まあ面白くなかったらやめりゃいいか」と思って見始めた。

いやー、面白かったです。

おそらくは「あの大御所雑誌社」がモデルなんだろうけど、作家さんと編集者、出版社、そして編集部の長と呼ばれる人たちとの軋轢、あるいは癒着をサラサラーっと「見たんかい」な筆致で描いており、最後にはちゃんと「えっ」となる展開もある。

ネタバレというよりも、面白いのでぜひ見てほしいし、モノを書きたい人は見ておいたほうがいい感じです。

よくあることなんだけれど、
予告編とポスターと、それに添えられたコピーって、
「これ作った人、本編観てないよね?」
というくらい内容と違っていることがある。
違っているので、観てみてほしいです。

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