タンパク質とアミノ酸

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 近年、競技意識、知識の向上によりスポーツのレベルは飛躍的にあがりました。各スポーツの記録更新や下位チームの躍進などがそれらを現しています。カタールW杯での日本代表の活躍やバスケットボール代表の活躍はまさにです。
その背景には練習内容の変化や、栄養意識の向上などが挙げられます。
 今回はその栄養、中でも「タンパク質について」簡単に紹介させていただきます。

 ここ最近インターネットの普及により、簡単な知識であれば簡単に手に入ります。タンパク質についても運動後30分以内のいわゆる「ゴールデンタイム」などはもはや常識と言っても過言ではありません。
私自身、自信満々に患者さんに話した知識もすでに知られていたりと正直若干の悔しさがあります。
しかし、タンパク質の吸収方法や条件などは意外と知られていません。

 まずはタンパク質の吸収について簡単に説明します。
タンパク質とは、アミノ酸という物質の集まりのことです。
タンパク質単体では体の中に吸収できないため、胃、膵臓、小腸の3段階に分けて細かく切り分け、最終的にアミノ酸として吸収します。
また、タンパク質は物質として大きいため栄養素の中でも特に時間がかかります。そのためタンパク質を効率よく吸収するためには条件が重要になります。

 次にタンパク質吸収のための条件について。
前述のようにタンパク質は3つの臓器で吸収します。そのため、この臓器に大きな問題がない限り吸収が出来なくなることはありません。
しかし、どれだけ健康でも摂取したすべてを吸収できているわけではありません。一般的に健康な状態だと約80%(1度の摂取では40~50gほど)です。
これらも日々のコンディションで変動します。
そんなタンパク質を効率よく吸収するのが、‘‘必須アミノ酸‘‘です。
 必須アミノ酸は9種類からなり、その名の通り人体の構成には必要不可欠です。
またアミノ酸は体の中で桶の様な役割をしています。そのためすべてをバランスよく摂取できなければ、どれだけタンパク質を摂っても低くなっているところからどんどん流れて行ってしまいます。
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そのためボディビルダーの方々はプロテインに加えて、必須アミノ酸のサプリを飲まれている方が多いです。
 ですが、実際はプロテインの中にも2~4種類の必須アミノ酸が含まれていたり、実際の食事でもある程度摂取できていることもあります。
中には不足しがちなものなどもあるため、ご利用の際にまたご紹介させていただきます。

 長々と説明させていただきましたが多くの場合、健康に栄養が出るほど不足はしません。
しかしリバウンド防止やパフォーマンスアップなどを考えれば必要なものになってきます。少しでも興味が出ればぜひ、普段摂取しているプロテインなどの成分表示などを確認してみてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました!
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