PowerPlatformの制限②

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IT・テクノロジー
2分って長いですか?短いですか?
PowerAppsからPowerAutomateのフローを呼び出し、そのフローの結果をPowerAppsに返すための方法の一つとして「PowerApp または Flow に応答する」というアクションが用意されています。
このアクションの直列繋ぎはできませんが、並列にすれば失敗した場合と成功した場合とで返す値を分けることが可能です。

入力値の制御はPowerApps側で出来るのですが、例えば入力された値と大量データとの突合であったり、投入されたExcelのテーブル値をバリデーションチェックしたい…みたいな場合、めちゃくちゃ便利じゃない?と思っていました。そう、2分でタイムアウトするということを知るまでは…。

いや、嘘です。知ってもそこそこ便利だと思っています。
要は2分もかかるような処理を組むなと、そういうことなのです。

ほとんどのゲートウェイは 60 秒でタイムアウトします。エンドポイント自体へのデータ転送に時間がかかりすぎる場合は、処理をチャンクする必要があります。
PowerPlatformでは一気にすべてをやり過ぎず、汎用的に作り込み過ぎず、地道に一個ずつやることが結構大事なんだな~と思っています。

ちなみにタイムアウトの回避策としては、「PowerApp または Flow に応答する」というアクションを使わず、PowerAppsから呼び出したフローの実行結果を変数に入れて、結果がエラーかどうかで判定すれば良さそうです。

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