第76回 岡城桜まつり

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瀧廉太郎の代表作の一つ、「荒城の月」のモデルになった岡城跡。周囲を河川に囲まれた阿蘇溶岩の台地の上にある天然の要塞。城跡は石垣を残すのみですが、哀愁を帯びた名曲のメロディを彷彿とさせることができます。

勇壮でユニークな曲線デザインを多用し石垣は難攻不落といわれた堅固さを誇ったかつてをしのぶことができます。大手門跡はヨーロッパの古城を彷彿させます。日本で岡城にしかない通路の石垣塀の上ある半円柱状の「かまぼこ石」も見どころです。

そんな岡城跡は桜の名所としても知られていて、「さくら名所100選」に選ばれています。城内にはソメイヨシノを中心にヤマザクラ、ボタンザクラなど約450本が植えられ、遠くに見渡すくじゅう連山、阿蘇外輪山の景観とともに絵のような美しさです。

毎年恒例の「岡城桜まつり」が2024年は4月6日(日)に開催されます。

祭りの見どころは大名行列。江戸時代の町割りが今も残っていて、歴史情緒たっぷりの建物が建ち並ぶ城下町を行列が練り歩きます。

大名行列のスケジュールは次の通り
岡城二の丸⇒広瀬神社⇒田町⇒上町⇒殿町⇒由学館(休憩)
由学館⇒本町⇒下本町⇒構口⇒古町⇒15:00頃 豊後竹田駅到着

他にも「岡城甲冑武者行列」、「肥後熊本藩葦北鉄砲隊演武」などが実施。一面に咲き誇る桜の花と歴史情緒たっぷりの街並み散策を楽しめます。

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