スタジオとMIDI録音

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音声・音楽
今日は別で参加するバンドの初のスタジオ練習に行ってきました。毎日毎晩、椎名林檎の曲を反復練習し、わからない箇所はわざわざリズム音源まで作って連続で特訓。よし!やれることはすべてやった!あとはプレイ(楽しむ)するだけだ!
そう言い聞かせて、待ち合わせのスタジオに行きました。
もちろん皆さんとは僕は初顔合わせなわけですが、皆さん気さくな方で、安心しました。2014年の「キーボード不要事件」(←キーボードで参加してガンガン弾いてくれと言われたのにキーボードがうるさい、と言われた事件)みたいな事は起きないでしょう。
と、言うか音量の事で色々意見が出ることはむしろ良いことですね。お互い聞こえない状態で演奏しても、結局はどこかに無理があって、聞こえない音域、出過ぎた音域などが入り混じって結果的にいい演奏にはならないからです。僕は今日はマーシャル使いましたが、基本的に少し小さめの音で弾きます。
なぜか?
基本はドラムの音ですよね。音量の調節が出来ないからです。で、ドラムにベースが合わせます。これがリズム隊です。これに対してボーカルが歌うわけですが、そこにギターが入ることによってボーカルが消えてしまう可能性があります。ギターの音域とボーカルの音域は重なる部分が大きいからです。で、そのままの状態でボーカルを大きくするとハウリングします。ボーカルはリズム隊に負けない音量で歌えるようになってないといけないのです。そうするとボーカル、ベース、ドラムまで音量が決まって、そこで初めてギターの音量を決めます。僕はその場合、自分が最低限聞こえる範囲で、後は他のメンバーが聞き取れる音量ギリギリまでしか上げません。今度はギターがフィードバックするからです。
つまりギターはかなり音量的には小さめにしています。これはライブの時に有効で、自分のモニターとしてギターアンプに頼りすぎると、ステージの音が滅茶苦茶になって、よく皮肉で言われる「ボーカルがギターのせいで聞こえなかった」という結末になります。なので上記のような音量にするようにしています。
しかし、今日のドラムさんはすごいパワーヒッターで、ベースさんも結構音を作りこんでいるので、ギターの入る余地がない(笑)他にもキーボードさんもいるので音域として残しておく必要がありますし、いつもと同じギターの音作りだと、ギターの音が全然聞こえない事になりかねません。
案の定、1回目は聞こえませんでした。そこでメンバーさん達の感想を聞いたうえで、上げられるギリギリの音量に設定しました。あとボーカルさんの高音域を上げた方が良いという意見があって、これも的を得た意見でした。おかげで最小限の音でも抜ける音作りが出来ました。
音がよく聞こえると演奏も楽しく、そして洗練されたものとなります。今日はその点、音作りに時間をかけられたのは良かったなと思いました。
とりあえず今日のノルマは達成したことになります。今後、曲が増えていくのか、ライブをやるのか、その辺はわかりませんが、いい時間にしていきたいものです。

で、今日帰ってからハミングで音作りサービスの続きをしていました。今日の作業は昨日までに作ったピアノとドラムに合わせて弾いたメロディーをMIDIキーボードで録音する過程です。もちろん譜面が読めない耳コピ名人MAXさんは、何度も何度もメロディーを聴いて、覚えるしかありません。幸い比較的簡単な曲なので、割合早く打ち込みは終了しました。もちろん打ち込まれたメロディーは滅茶苦茶なので、後で修正をしていきます。
しかしいわゆるキーボーディストとしての活動は皮肉にも2014年の「キーボード不要事件」以来、ないので腕はどんどん落ちていきますが、それはそれでいいと思ってます。理屈は大体わかってますし、指でリアルタイムで弾く内容はほぼ打ち込みで賄えることがわかっています。それでも躍動感あるキーボードを弾く姿をたくさんの人に見てもらえたらなぁ、という気持ちもありますね。

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