忘れてませんか? 家具家電搬入 3つの大原則

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苦労して手に入れたマイホームに最初に行うこと、引っ越しについてです。

実はこの引越しで最初のトラブルに遭遇する人が後を絶ちません。
引越しでのトラブル、それは「家具家電の搬入経路」です。

折角新しく家具家電を購入したのに、新居に置くことができない。
もともと持っていく予定だったが、置くことが出来ない。

幸せな気分が損なわれることにならないよう、3つの注意点をお知らせします。

①設置場所にスペースがあるか。
大原則ですが、最も大切です。
置く予定のものが決まっている際は、正確な寸法を設計士に伝えましょう。
「そんなの当たり前」と思う方が多いでしょうが、意外に家具や家電を測ってくる方は少ないです。
・まだ持っていくかどうか分からないから
・なかなか時間がない
など言われてしまいます。
やはり「面倒なこと」はやりたくないですよね。
しかし、家が出来上がってしまってからの後悔は後の祭りです。
既存の家具家電、購入予定の家具家電は必ず伝えるようにしてください。

②設置場所までの搬入経路は確保されているか。
家の中には色々な設備があるため、設置場所を確保していてもそこまでものが辿り着かないことがあります。
中でもどうしようもないのが、階段や建具・窓枠です。
特に2階にLDKや水廻りがあるかたはご注意ください。 ・2Fに設置予定の冷蔵庫が階段を回らず、クレーンで何とか窓から搬入した。
(クレーン代が追加費用として掛かった。)
・タンスの置き場所は確保していたが、廊下が狭いため角を曲がれず、結局諦めた。

2Fへ冷蔵庫をクレーンで搬入するということは、買い替え時毎度同じ状況になるということです。
もしくは小さいサイズの冷蔵庫を購入するかですが、生活に直結する内容なので大変困ることだと思います。

なお、仏壇を新居に移される方もよく搬入経路をご確認をお願いします。
敷地や玄関の状況により、窓からしか搬入できないことがあります。
ご家族やご親類、お寺さんなどから、大反対を受けることがあります。
最悪の場合、仏壇の買い直しを行うこととなります。

このようなことが起きないように、搬入経路について十分にご検討下さい。

③窓や建具の外し方、取り付け方法は分かるか。
搬入経路を確認していると、窓や建具設置箇所が最も狭い部分として検討にあがります。
建築業者からは「窓・建具を外せば〇〇mmになるから大丈夫」というような案内があると思います。
ここで注意が必要なのは、「その建具の外し方、取り付け方が分かるか」ということです。

窓・建具は大変重量があるものです。
おおよそ一人では出来ないと思っておいたほうがいいです。
サイズも大きいでしょうから不意に壁へぶつけてしまいます。
新築に、引越し時に傷をつけてしまったとなるとショックは計り知れません。 「家具・家電業者が全てやってくれるでしょ」とお思いの方もおられるかと存じます。
しかしそれは搬入業者によります。
家電量販店でも店舗によって違ったりしますのでよくご確認ください。

いかがでしたでしょうか。
皆様のお役に立てれば幸いです。
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