個性を尊重する時代は終わった。

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ビジネス・マーケティング

個性を大事にして前面に出すのか?それても無難な方向でいくのかって悩んだことありませんか?
この個性というキーワードをもとに記事を書いてみようと思います。

<個性はもう求められていません>
残念ながら現在では、ほとんどの場面で
自分の個性を大事にする時代は終わりました!
これからは傾聴力と協調性の時代となります。
考えらる背景及び理由は、
求めているものはインターネットでいくらでも検索できる様になりました。
・どんなものが欲しいのか、
・それはどのくらい種類があるのか、
・それは実現可能なのか、
・どの様に作るのか
・一般的なコストはどのくらいかかるのか
など依頼する側もかなり深いところまで知ることができる様になっています。
また依頼の受けて側もある程度技術が陳腐化が進んでいるためよっぽどのものでない限り対応することが可能になっています。

そこで、
別にその人でなくても依頼品が出来てしまうと言うことが大きな根拠でしょう。

そこにその人独自の個性が、、、、、などはあまり考慮されないのが現状です。
この人ならできそう、
この人なら相談しやすいなどの理由で仕事が入ってくるのです。

入ってきた仕事に対して、
傾聴力を持ってクライアントの意見を聞き
協調性を持ってその意見沿うように働きかけ行動する
上記が非常にこれからは重要になってくると考えられます。



<個性と協調性の戦い>
この問題に陥りやすい人は、独学でやってきた人です。
いろんなものを見てきて、いろんな勉強をして、苦労して習得してきた自分の技に自信を持ち
その自信を盛大にアピールしたいと考え実行する傾向があります。
また、上記に当てはまる人は、
個性を表に出して自分のやり方で仕事をしないと、自分を選んでくれた人に申し訳ない。
自分の仕事をしないと自分という意味がない、他の人と一緒ではダメなんだ。
と考えます。
昔はそれでよかったんです。
その人でないとできなかった ローカルな時代では、、、

はっきり書きますが、
今はいくらでも変わりは居ます。
海外に出したって良いんです。

依頼主もグローバルな時代なので、ある程度勉強して完成形をイメージして仕事を依頼しています。
求められていることをきっちりこなせばそれで良いという時代になってきました。
従ってこれからは個性というよりも協調性や傾聴力の時代へとシフトしてきているということが考えられます。



<貴方を選んだ理由はそこではない>
音楽や芸術を作っている職人さんによくみられるのですが、
下記のように物事や仕事の捉え方は常に自分目線で考えます。
なぜ私を選んだのか?私の個性を選んだのではないのか?個性を売って何が悪いと考えるルーティーンは非常によくある悩みです。

商売です。
お客様にもなんとなくですが求めている形あっての依頼です。
貴方の個性柄欲しいとは限らないのです。

西洋風な絵を描いて欲しいと依頼があったとしましょう。
その依頼人は
絵の切り端を渡し、この絵と同じものを描いて欲しいと頼みます。
その絵は、
青いラインが複雑な形状で交差しており、イルカが真ん中で泳いでいる絵でした。

依頼人が依頼を出した絵描きは、風景画が得意な人でした。
風景画のプロは悩みます、なぜ動物の絵を得意としない私に頼むのだと、
よくする絵描きの回答は、
風景をぼかしイルカを引き立てるような絵を描きます。
しかし依頼人の要求は違います。同じ絵を依頼したからです。

依頼人が動物画の得意ではない人に動物の絵を要求した理由は、
・安そうな雰囲気をしていた
・話しやすそう
・風景画を描くのだから色使いは上手そうと思った
といった理由でした。

相手から見える自分の印象と依頼理由というのは完全に当たるわけでは無いです。

なぜ自分を必要としたか自分で考える必要は正直時間の無駄だったりします。
相手から信用される形は無限な可能性を秘めています。
勝手に自分の個性を受け入れてもらったと勝手に自己都合で判断し自信を持たずに、
一度冷静になって一旦受け入れ、なぜ自分を選んだのか聞いてみるというのがいいかもしれませんね。
また逆に技術は無くとも自分磨きが出来ている人は自然に何かしらの根拠で人が寄ってくるものなのです。
かしこまった生き方をせずに柔軟にやって行きませんか。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。
当てはまる人にとってはかなりきつい内容だったかもしれません。
しかし新時代の商売の仕方を受け入れなければいけません。
誰にでもできる様になったことは、
技術の陳腐化につながり、
コストの低下につながります。
今はいいものを安く作る社会です。
職人風な考え方も素敵ですが、これからはもう難しいでしょう。
少し考えてみてはいかがでしょうか
以上です。


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