マニュアル社員で何が悪いのか

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ビジネス・マーケティング
近年はマニュアル社員や言われたことしかできないような社員ではダメだといわれて、
どんどん会社内からマニュアルが消えていっています。

私はその考えには反対なんです。
本件はその理由を書きたいと思います。

私個人的には上級サラリーマンでも
マニュアルは必要だと考えます。

結局社会に出て仕事をするようになると
各々の場面で
ルールや環境に左右され思うように動けず、
すぐに学んできたことを活かすことは出来ないものです。

逆にマニュアル社員と思われたくないと張り切っていけんを出すと
お前は要らんことを言うなと
不良在庫のレッテルを貼られ
なんともまずい事になるのが関の山でしょう。

マニュアル社員になるな!の対策でよく言われることとして
活躍している社員を見つけて真似をするようにして下さいと言われます。

私が会社を営むのであれば、
プレイヤーの方々に色々考えて頂き自らの意見を持っていただくのも非常に重要なことですが、
ある程度の動きは固定したいものだと考えます。
例えば将棋みたいな感じですかね。
ある程度のルールがないと流行り新しい手というのは生まれにくいものと考えます。
具体的には、
何もわからず先輩社員の打ち方を見たって正直全くわかりません。
基本的な動きがわからないのだから。
それにそんなの見たって面白くないんです。

やり方を聞けば自分で考えなさいと言われ突き放される
調べた上でもう一度わからないことを聞くと何回も同じ話をさせるなと怒られる
そんなの辞めていかれて当然でしょう。
別にそこにいなくても業界傘下の会社なんていくらでもあるのだから。

やはり仕事も基本的な動きはあらかじめ情報共有できるシステムを作るべきでしょう。

なお、突発的な仕事でもある程度
基本的な動きは変わらないものだと私は思います。

実際にマニュアル化を導入しようとすると、
偉そうな上司はプレイヤーに仕事を託します。
良い例は議事録だと思います。
議事録は大抵したものが取り発行するものだと言い張ります。
しかしながら議事録など重要な会議の打ち合わせほど
わかっている人が作らないと意味がないのです。
わからない人はその議事録に残されたキーワードから会議の重要度の高いキーワードを見つけて学習していくからです。

同様に何もわからない人が作ったマニュアルは
抜けが多く返って使われないものになってしまいます。
多く失敗を経験してきた
中間管理職の職員こそがこれを受けるべきなのです。

本日はマニュアル社員万歳という内容で記載しました。
以上です。

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