【解説】NPO法人と一般社団法人との違いは何でしょうか?

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法律・税務・士業全般
NPO法人と一般社団法人は、ともに非営利で、剰余金を分配しません。
同じく会員を主体としており、会費や寄付金を受け入れて活動しています。

しかし、NPO法人と一般社団法人とは、以下のように決定的に違う点があります。
・NPO法人は登記の前に、都道府県庁や内閣府といいた所轄庁の認証を受ける必要があります。
そしてNPO法人の活動は、特定の非営利事業に限られているのです。
・NPO法人は設立後の管理も所轄庁が行います。

一方、設立費用は、NPO法人が有利です。
NPO法人は、公証人役場での定款の認証は必要ありません。従って、定款の認証手数料の約5万円がいりません。
また、設立登記免許税6万円もかからないのです。

しかし、設立する際に、一般社団法人は社員が最低2人でもできますが、NPO法人の社員は最低10人必要です。

また、設立までの時期は、申請から設立の認証まで最低でも2~4カ月くらいかかりますので、急いで設立したいとときは、一般社団法人の方が断然早いでしょう。

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